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【お買得】モーガンのType A-2ジャケット【エリート兵士気分】

2021年3月27日

こんにちは、物欲紳士です。

今回は「フライトジャケット系の革ジャン」の雄、A-2ジャケットについて書いてみたい。
この記事で紹介するのは、モーガン(Morgan)のA-2ジャケット。

それでは、早速レビューしていきたい。

ブランド(モーガン)と、Type A-2について

モーガン(Morgan)について

モーガン (Morgan Memphis Belle) は、日本のミリタリー・ショップの雄、上野・アメ横の中田商店が展開する、ミリタリー・ジャケットのブランド。

マニアも唸る本格的なミリタリー・ジャケットを、リーズナブルに提供していることで定評がある。

Type A-2について

Type A-2は、米軍の革ジャンを代表するフライト・ジャケット
1931年に米国陸軍航空隊(米国空軍の前身)が制式採用、第2次大戦を通じて使用された。

サイズ36を着用(身長162cm、体重50kg)

Type A-2の特徴は、まず夏季用(ライト・ゾーン、10〜30℃)に分類されるジャケットだという点。
日本の気候では、春秋(10〜20℃)くらいに適している。
中間ゾーンに属する米国海軍系の名作ジャケット・Type G-1とは気候ゾーンが異なるわけだ。

Type G-1については、下記にて私物のショット(Schott)のモデルをレビューしている。
合わせてご覧いただければと思う!

またディテール面では、ボタン留めの大型の襟、肩章(エポーレット)など、クラシカルな軍用装備らしいディテールを残している。

ディテール面での特徴、ボタン留めの襟とフック、肩章など。

一方でミリタリー・ジャケットとしてジッパーを初採用し、機能性が大幅に改善。

以上のような点が、名作と呼ばれる所以なのではないかと思われる。

モーガンのType A-2:良い点と、イマイチな点

ここからは、私物のモーガンのType A-2について書きたい。

モーガン社のType A-2には、A-2ジャケットで主に使用された馬革(ホースハイド)と、牛革(カウハイド)のモデルがある。
筆者が保有しているのは、リーズナブルな牛革仕様の方。

このジャケットの良い点と、イマイチな点を書くと、以下になる。

良い点 要所を押さえた、本格的なディテール
タロン社製のジッパー
1枚革の後身頃
日常着として着やすい、レザーの質感
リーズナブルな価格

イマイチな点 縫製がやや雑

以下で、それぞれについて紹介していきたい。

気に入っている点

要所を押さえた、本格的なディテール

本革のフライトジャケットとしてはリーズナブルな価格ながら、そのディテールはなかなか本格的

タロン社製ジップ、1枚革の背面、陸軍航空隊のパッチ。

ボタン留めの襟とホックエポーレットなど、A-2ジャケットの基本ディテールはもちろん踏襲。
その上で、タロン社製のジップ1枚革の背面など、細部にもこだわった仕様になっているのは嬉しいところだ。

日常着として使いやすい、レザーの質感

また、Type A-2としては比較的マイナーな牛革素材だけど、よく使用されている馬革と比較すると、リーズナブルなだけでなく実用面でも扱いやすいと感じる。

素材の牛革はナチュラルな仕上げではないけど、光沢があり水に強い。部位により経年変化でシボが入る。

馬革のA-2ジャケットは、艶が少なくてナチュラルな雰囲気の仕上げのものが多い。
対してこのジャケットに使用されているのは、光沢仕上げの牛革

馬革と牛革に素材としての差異はそれほどないはずなので、これは主になめし方の違いなのだろう。
このジャケットの牛革は柔らかい着心地で、雨が降っても水シミになりづらく、お手入れも簡単なのはメリットだと感じる。

総じて言うと「本格的な1着」を買うなら馬革になるだろうけど、「お手軽に楽しむ1着」としては牛革という選択肢もアリではないかと感じる。

リーズナブルな価格

さらにこのジャケット、価格も安価
現在の定価を調べると、税込32,000円。

税抜だと2万円台ということになる。
筆者が購入した時(2014年)から、この金額は変わっていない。

イマイチな点

縫製がやや雑

若干イマイチな点を挙げると、縫製はあまり丁寧な印象ではない。

ステッチが重なる部分の仕上げは、あまり綺麗ではない印象。
オリジナルの軍用A-2ジャケットも、こんな感じなのかも。

まあ金額が金額だし、ステッチの綺麗さというのは、実用的な面(洋服としての強度や耐久性)にはほぼ無関係。
元々、米国製品は特にステッチの見た目には無頓着な傾向がある。

ビンテージのA-2ジャケットがどんな感じなのかはよく知らないけれど、こういう「アラ」も軍モノらしいと割り切って、着倒すのが格好いいのだろうなとは思う。

まとめ:日常着として着倒すためのフライト・ジャケット

この記事では、私物のモーガンのType A-2ジャケットについて、その魅力と気になる点についてレビューしてみた。

ポイントのおさらい 要所を押さえた、本格的なディテール
タロン社製のジッパー
1枚革の後身頃
日常着として着やすい、レザーの質感
リーズナブルな価格
縫製がやや雑

近年はファッションもジェンダーレス化が進み、こういう「男っぽい」服を着ている人は少なくなった
けれど、A-2のような古典的なミリタリー・ジャケットはやっぱり名作だし、格好いい1着だと思う。

このジャケットは価格もお手頃だし、老若男女問わず(?)手に取ってみていただきたい1着なのだ

MORGAN MEMPHIS BELLE(モーガン メンフィスベル)Type A-2 AFマーク付 WW2 仕様


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(おまけ)コーディネート例、製品のスペック

 コーディネート例

サイズ36を着用(身長162cm、体重50kg)

コーディネート詳細
ジャケット:モーガンのType A-2(本品)
シャツ:ギットマン・ヴィンテージ
デニム:ウエス
靴:フローシャイム( レビューページ へ)
鞄:万双

サイズ36を着用(身長162cm、体重50kg)

コーディネート詳細
ジャケット:モーガンのType A-2(本品)
シャツ:ブルックス・ブラザーズ
ボトムス:GapKids(→レビューページへ)
靴:メイカーズ

製品のデータ

ブランド モーガン(Morgan Memphis Belle)
スタイル フライトジャケット(Type A-2)
型番   MG-521-DK-WM
    ダークブラウン
素材   牛革(表地)、綿・ポリエステル(裏地)
サイズ  36
価格   32,000円
購入年月 2014年秋

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