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【真夏向き】ユニクロの感動パンツ【セットアップ、コーデも】

2021年5月17日

こんにちは、物欲紳士です

この記事では、先日紹介したユニクロの感動ジャケットの記事 から引き続き、セットアップでも着られる感動パンツについて書きたい。

まずはブランド(ユニクロ)と、感動パンツの概要について振り返りたい。

ブランド(ユニクロ)と、感動パンツについて

ユニクロ (Uniqlo) について

ユニクロ (Uniqlo) は、言わずと知れたSPA(アパレル製造・販売業者)で国内最大のブランド。
並み居る強豪を押さえ、SPA業界で世界No.1になる日も近そうだ。

ユニクロ (オンラインストア・トップページへ)

ユニクロについては、過去にデニムについても記事を書いている。
あわせて見てほしい!

感動パンツについて

感動パンツは、ユニクロの機能性パンツ。

世界的プロゴルファー、アダム・スコット氏と共同開発したという、ゴルフ用にも適した軽量・速乾などの機能性と、スラックスのスタイルが融合したパンツだ。

筆者の感動パンツは、コットンライクのネイビー(写真上)、ベージュ(写真下)、シアサッカー(写真中)の3本

筆者の手持ちの感動パンツだけど、コットンライク(ネイビー、ベージュの2点)とシアサッカー(ブルーストライプ)の計3点。

ウールパンツを模した、感動パンツ(ウールライク)

その他にウールライクという、ウールスラックスを模した素材ラインナップもある。
ビジネスに最も適したスタイルだけど、現時点では素材感がイマイチな気がして、筆者は購入保留中

ということで、この記事ではコットンライクとシアサッカー、2種類の素材についてレビューしていきたい!

感動パンツの良い点と、イマイチな点

感動ジャケット とのセットアップ。サイズ70を着用(身長162cm、体重50kg)

真夏に向けて、がぜん注目のユニクロの感動パンツだけど、個人的に感じる良い点とイマイチな点は以下の通り。

感動パンツ:良い点

ビジネスに使いやすい「ちゃんと見え感」のあるスタイル
最高レベルの軽量感とムレづらさで、真夏に最適
(オンライン限定だけど)選べる豊富なサイズ感
ユニクロの真骨頂、堂々たる(?)コスパ感

感動パンツ:イマイチな点

(年次にもよるが)パターンはもう少し細身にしてほしい
(本質的じゃないけど)ネーミングがイマイチ…

以下にて、それぞれについて述べていきたい。

感動パンツの良い点

ビジネスに使いやすい「ちゃんと見え感」のあるスタイル

「感動パンツ」のスタイルは、正統派のスラックス・スタイル。

コットンライク(ベージュ)、サイズ70を着用(身長162cm、体重50kg)

ビジネスシーンでも使いやすい、「ちゃんとした」見え方をするデザインだ。
スポーツウェアの中では「格式」を重んじる、ゴルフウェアが出自ということも関係しているかも。

コットンライク(ベージュ)、サイズ70を着用(身長162cm、体重50kg)

セットアップでもジャケパンでも、「無難さ」が欲しいビジネスシーンでは実用性が高いデザインだと言える。

最高レベルの軽量感・ムレづらさ・洗濯のしやすさで、真夏に最適

職場の「スーツ縛り」が緩くなった昨今。
だけど「ショートパンツで仕事」というわけにはいかない、ほぼ全ての男性オフィスワーカーにとって、夏場のボトムス選びは悩みのタネだ。

そんな中、このパンツはサラリとした着心地とムレずらさ、さらには超速乾で洗濯がしやすい点などが特長。
「パンツが蒸れる」のが不快な、日本の真夏では特に快適性が高い

「着用毎に洗い、ヤレたら買い換える」という使い方ができるコスパと入手性もありがたく、夏のビジネス向けボトムスの第1候補に上がってきそうな1本だ。

(オンライン限定だけど)選べる豊富なサイズ感

感動パンツだけではないけど、ユニクロ製品はオンラインストアだと、サイズの選択肢が豊富

店舗ではウエスト73〜91cmまでの7サイズ。
オンラインストアの場合、ウエスト70cm・95〜120cmが追加され、計14サイズになる。

個人的には細身体型なので、「スラックス・スタイルでウエスト70cm」の製品を、既製品で購入できるだけでもありがたいと感じる。

ユニクロの真骨頂、堂々たる(?)コスパ感

そして最後だけど、堂々たる(?)定価3,990円(税込)という「コスパ感」

気に入ったサイズ・色味を定価で確保するもよし、セールでまとめ買いするもよし、な値ごろ感。

ユニクロ製品全般に言えるけど、一旦売り切れると入手困難になる場合がある。
くれぐれも買い逃しには注意したい…!

イマイチな点

(年次にもよるけど)パターンはもう少し細身にしてほしい

個人的に、このパンツについて最も思う点はココ。

機能性なのか流行の問題なのか、理由は謎だけど、パターン(特にワタリ〜裾幅)が太すぎると感じる。
HPや店頭に掲載されている着用画像を見ると、太めなパターンを写真の撮り方で「うま〜く」目立たなくしている。笑
我々一般人が実際に着ると、「そうはならないぜ…!」と思える時がある。

ユニクロは「ライフウェア」を標榜し、「日常着としての着やすさ」を重視している。
(想像だけど)ゴルフウェアとして開発された出自ゆえ、可動性を確保することを重視しているのかもしれない。

トレンド的にも「パンツは太め」が昨今の流行ではあるけど、プライベートではなくビジネスで使うことまで想定すると、少なくともここ数年のモデルの裾幅は明らかに太いと感じる。

裾幅が太いパンツを格好良く穿くのは、ファッション的には難易度が高め。
残念ながら、ユニクロが目指す「誰もがお洒落」という状態からは遠ざかるポイントでもある。
…今後の製品改良に期待したい!

(本質的じゃないけど)ネーミングはイマイチ…

感動ジャケットの記事でも述べたけど、最後に蛇足ながら挙げたいのは「感動パンツ」のネーミング

筆者的には、ちょっとユニクロらしくない製品名だと思っている。
筆者がこのパンツに名前を付けるとすると、「ストレッチウォッシャブルウルトラライトパンツ」。

「感動パンツ」の方が覚えやすく、メリットがあるのも事実。
だけど「感動」という「情に訴える」のではなく、「主張するのは客観的な事実だけ」という控えめな姿勢こそが「ユニクロらしさ」ではないだろうか。

このパンツに「感動」をするかは、我々ユーザー次第。
売り手側が「感動」と主張したところで、ユーザー側に大した意味はないのだ。

ユニクロの「ライフウェア」の発想の正体って、「製品について声高に主張するのではなく、実際に着て実感してもらう」という愚直さなのだと思う。

このような愚直な姿勢こそが、みんながユニクロを支持する理由でもあるはず。
個々の製品に関して以上に重要な点だと思うので、良い意味での「愚直さ」を今後も続けてほしいと感じる。

コーデ集と着こなしのコツ

以下では、筆者流の感動パンツのコーデ集と、着こなしのコツについて見ていきたい。

感動パンツのコーディネート

カジュアルスタイル

コットンライク、ベージュ、サイズ70を着用(身長162cm、体重50kg)

ニットポロとベージュのスラックスを合わせた、シンプルなコーディネート

コーディネート詳細
ポロシャツ:ストラスブルゴ
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:パラブーツのコロー(レビューページ へ)
時計:ロレックス(レビューページ へ)
鞄:ル・ボナーのパパスショルダー(レビューページ へ)

シアサッカー、サイズ70を着用(162cm、50kg)

シアサッカーの感動パンツと、ネイビーのポロシャツ。
休日スタイルっぽい、シンプルなコーデ。

コーディネート詳細
ポロシャツ:ジョン・スメドレー
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:パラブーツのコロー(レビューページ へ)
時計:タイメックス

ジャケパンスタイル

コットンライク、ネイビー、サイズXSを着用(身長162cm、体重50kg)

盛夏に涼しげなジャケットスタイル。
シアサッカー生地だと「チャラく」も見えやすいので、ニットタイでバランスを取る。

コーディネート詳細
ジャケット:ユニクロの感動ジャケット(レビューページ へ)
シャツ:ユニクロ
ネクタイ:フィオリオ
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:アレン・エドモンズ
鞄:グレンロイヤル

コットンライク、ベージュ、サイズ70を着用(身長162cm、体重50kg)

ネイビージャケットとベージュパンツという組み合わせ。
ビジネスにもカジュアルにも、汎用性がありそう。

コーディネート詳細
ジャケット:ユニクロの感動ジャケット(レビューページ へ)
シャツ:ユニクロ
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:ジャラン・スリウァヤ
時計:ロレックス(レビューページ へ)

セットアップスタイル

感動ジャケット とのセットアップ。コットンライク・ネイビー、サイズ70を着用(身長162cm、体重50kg)

コットンライク(ネイビー)をセットアップで合わせる。
ニットと合わせて、少しモダンな印象に。

コーディネート詳細
ジャケット:ユニクロの感動ジャケット(レビューページ へ)
ニット:ユニクロ
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:コール・ハーン
鞄:ポーター
時計:チューダー(レビューページ へ)

感動ジャケット とのセットアップ。コットンライク・ベージュ、サイズ70を着用(身長162cm、体重50kg)

コットンライク・ベージュの上下セットアップ。
現代的なコットンスーツという趣き。
着こなしの難易度は、やや高いかも。

コーディネート詳細
ジャケット:ユニクロの感動ジャケット(レビューページ へ)
シャツ:ユニクロ
ネクタイ:フィオリオ
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:パラブーツのコロー(レビューページ へ)
鞄:グレンロイヤル

感動ジャケット とのセットアップ。シアサッカー、サイズ70を着用(身長162cm、体重50kg)

夏のトラッドな装いでは定番の、シアサッカー・スーツの着こなし。
インナーはシンプルなニットポロをチョイス。
現代の街中で着るには、ちょっと勇気が要りそうだ…

コーディネート詳細
ジャケット:ユニクロの感動ジャケット(レビューページ へ)
ポロシャツ:ビームスF
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:フローシャイム

着こなしのコツ

筆者自身の好みの問題かもしれないけど、穿きこなしのコツはズバリ、「裾の仕上げ&丈感に留意する」こと。

「裾仕上げはダブル、丈は短め」がオススメ

ちなみに筆者のオススメは「裾はダブル仕上げ、丈はノークッションで短く」
もちろん好みの問題ではあるけど、「ユニクロ見え」を回避するために有効だと感じる。

裾のダブル仕上げについて。

ユニクロの場合、ダブルの裾上げは従来はオンラインでのみ指定可だったけど、最近は店舗でも可能になった
これにより「裾がダブル ユニクロ見えしない」という「特別感」は下がった

ただし依然として料金が280円と安価なのは嬉しい(*商品価格1990円以上の場合、2021.05時点)。
製品の価格も考えると、「裾仕上げもユニクロ様にお任せ」の一択になりそう。

ダブル幅が4cmしか指定できないのは難点…

ただし、折返し幅が4cmしか指定できないのが難点なんだよねえ…。
無難な幅なのは分かるんだけど、3.5・4・4.5cmの3種類くらいは選べるのが理想ではある。

丈感について。

感動パンツは裾幅が太めなこともあり、丈が長いと余計に野暮ったくなる。
近年の流行でもあるけど、丈は短めにして軽快に穿くのがオススメだ。

こんな感じなのはビジネス的にNG!という方は多いはず…

とは言え、ビジネスシーンでは「ソックスが見えるのはNG」という場面もありそう。
ただし、裾幅が太いパンツをクッションを入れまくりで穿くのはスマートではない
(実態がどうかは別として)典型的な「仕事ができない人」に見えてしまい、色々と損をすることに繋がりそうではある。

「ビジネス向けには、パンツのクッションが必須」な方は、素直により裾幅の細い製品を選ぶのがオススメ。

まとめ:もう少し細身ならば、カンペキな1本!

今回は、色々と言いつつもジャケパンスタイルに愛用中の1本、ユニクロ感動パンツについてレビューしてみた。

ポイントのまとめ

ビジネスに使いやすい「ちゃんと見え感」のあるスタイル
最高レベルの軽量感とムレづらさで、真夏に最適
(オンライン限定だけど)選べる豊富なサイズ感
ユニクロの真骨頂、堂々たる(?)コスパ感
(年次にもよるが)パターンはもう少し細身にしてほしい
(本質的じゃないけど)ネーミングがイマイチ…

オススメの着こなし

裾の仕上げはダブルに!
丈感は短め(ノークッション)にする!

安定のデザインと穿き心地、バリバリ穿き潰せるコスパ感が併存していて、日本の真夏に心強い存在感を放つ1本。

一方でパターンに関しては、まだまだ改良の余地がありそう。
ユニクロは定番製品も年次改良をするので、今後も含めて楽しみな製品だと感じる

ユニクロ (オンラインストア・トップページへ)

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