こんにちは、物欲紳士です。
この記事では、先日紹介したユニクロの感動ジャケットの記事 から引き続き、セットアップでも着られる感動パンツについて書きたい。
まずはブランド(ユニクロ)と、感動パンツの概要について振り返りたい。
ブランド(ユニクロ)と、感動パンツについて
ユニクロ (Uniqlo) について
ユニクロ (Uniqlo) は、言わずと知れたSPA(アパレル製造・販売業者)で国内最大のブランド。
並み居る強豪を押さえ、SPA業界で世界No.1になる日も近そうだ。
ユニクロ (オンラインストア・トップページへ)
ユニクロについては、過去にデニムについても記事を書いている。
あわせて見てほしい!
感動パンツについて
感動パンツは、ユニクロの機能性パンツ。
世界的プロゴルファー、アダム・スコット氏と共同開発したという、ゴルフ用にも適した軽量・速乾などの機能性と、スラックスのスタイルが融合したパンツだ。
筆者の手持ちの感動パンツだけど、コットンライク(ネイビー、ベージュの2点)とシアサッカー(ブルーストライプ)の計3点。
その他にウールライクという、ウールスラックスを模した素材ラインナップもある。
ビジネスに最も適したスタイルだけど、現時点では素材感がイマイチな気がして、筆者は購入保留中
ということで、この記事ではコットンライクとシアサッカー、2種類の素材についてレビューしていきたい!
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感動パンツの良い点と、イマイチな点
真夏に向けて、がぜん注目のユニクロの感動パンツだけど、個人的に感じる良い点とイマイチな点は以下の通り。
ビジネスに使いやすい「ちゃんと見え感」のあるスタイル
最高レベルの軽量感とムレづらさで、真夏に最適
(オンライン限定だけど)選べる豊富なサイズ感
ユニクロの真骨頂、堂々たる(?)コスパ感
(年次にもよるが)パターンはもう少し細身にしてほしい
(本質的じゃないけど)ネーミングがイマイチ…
以下にて、それぞれについて述べていきたい。
感動パンツの良い点
ビジネスに使いやすい「ちゃんと見え感」のあるスタイル
「感動パンツ」のスタイルは、正統派のスラックス・スタイル。
ビジネスシーンでも使いやすい、「ちゃんとした」見え方をするデザインだ。
スポーツウェアの中では「格式」を重んじる、ゴルフウェアが出自ということも関係しているかも。
セットアップでもジャケパンでも、「無難さ」が欲しいビジネスシーンでは実用性が高いデザインだと言える。
最高レベルの軽量感・ムレづらさ・洗濯のしやすさで、真夏に最適
職場の「スーツ縛り」が緩くなった昨今。
だけど「ショートパンツで仕事」というわけにはいかない、ほぼ全ての男性オフィスワーカーにとって、夏場のボトムス選びは悩みのタネだ。
そんな中、このパンツはサラリとした着心地とムレずらさ、さらには超速乾で洗濯がしやすい点などが特長。
「パンツが蒸れる」のが不快な、日本の真夏では特に快適性が高い。
「着用毎に洗い、ヤレたら買い換える」という使い方ができるコスパと入手性もありがたく、夏のビジネス向けボトムスの第1候補に上がってきそうな1本だ。
(オンライン限定だけど)選べる豊富なサイズ感
感動パンツだけではないけど、ユニクロ製品はオンラインストアだと、サイズの選択肢が豊富。
店舗ではウエスト73〜91cmまでの7サイズ。
オンラインストアの場合、ウエスト70cm・95〜120cmが追加され、計14サイズになる。
個人的には細身体型なので、「スラックス・スタイルでウエスト70cm」の製品を、既製品で購入できるだけでもありがたいと感じる。
ユニクロの真骨頂、堂々たる(?)コスパ感
そして最後だけど、堂々たる(?)定価3,990円(税込)という「コスパ感」。
気に入ったサイズ・色味を定価で確保するもよし、セールでまとめ買いするもよし、な値ごろ感。
ユニクロ製品全般に言えるけど、一旦売り切れると入手困難になる場合がある。
くれぐれも買い逃しには注意したい…!
イマイチな点
(年次にもよるけど)パターンはもう少し細身にしてほしい
個人的に、このパンツについて最も思う点はココ。
機能性なのか流行の問題なのか、理由は謎だけど、パターン(特にワタリ〜裾幅)が太すぎると感じる。
HPや店頭に掲載されている着用画像を見ると、太めなパターンを写真の撮り方で「うま〜く」目立たなくしている。笑
我々一般人が実際に着ると、「そうはならないぜ…!」と思える時がある。
ユニクロは「ライフウェア」を標榜し、「日常着としての着やすさ」を重視している。
(想像だけど)ゴルフウェアとして開発された出自ゆえ、可動性を確保することを重視しているのかもしれない。
トレンド的にも「パンツは太め」が昨今の流行ではあるけど、プライベートではなくビジネスで使うことまで想定すると、少なくともここ数年のモデルの裾幅は明らかに太いと感じる。
裾幅が太いパンツを格好良く穿くのは、ファッション的には難易度が高め。
残念ながら、ユニクロが目指す「誰もがお洒落」という状態からは遠ざかるポイントでもある。
…今後の製品改良に期待したい!
(本質的じゃないけど)ネーミングはイマイチ…
感動ジャケットの記事でも述べたけど、最後に蛇足ながら挙げたいのは「感動パンツ」のネーミング。
筆者的には、ちょっとユニクロらしくない製品名だと思っている。
筆者がこのパンツに名前を付けるとすると、「ストレッチウォッシャブルウルトラライトパンツ」。
「感動パンツ」の方が覚えやすく、メリットがあるのも事実。
だけど「感動」という「情に訴える」のではなく、「主張するのは客観的な事実だけ」という控えめな姿勢こそが「ユニクロらしさ」ではないだろうか。
このパンツに「感動」をするかは、我々ユーザー次第。
売り手側が「感動」と主張したところで、ユーザー側に大した意味はないのだ。
ユニクロの「ライフウェア」の発想の正体って、「製品について声高に主張するのではなく、実際に着て実感してもらう」という愚直さなのだと思う。
このような愚直な姿勢こそが、みんながユニクロを支持する理由でもあるはず。
個々の製品に関して以上に重要な点だと思うので、良い意味での「愚直さ」を今後も続けてほしいと感じる。
コーデ集と着こなしのコツ
以下では、筆者流の感動パンツのコーデ集と、着こなしのコツについて見ていきたい。
感動パンツのコーディネート
カジュアルスタイル
ニットポロとベージュのスラックスを合わせた、シンプルなコーディネート
コーディネート詳細
ポロシャツ:ストラスブルゴ
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:パラブーツのコロー(レビューページ へ)
時計:ロレックス(レビューページ へ)
鞄:ル・ボナーのパパスショルダー(レビューページ へ)
シアサッカーの感動パンツと、ネイビーのポロシャツ。
休日スタイルっぽい、シンプルなコーデ。
コーディネート詳細
ポロシャツ:ジョン・スメドレー
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:パラブーツのコロー(レビューページ へ)
時計:タイメックス
ジャケパンスタイル
盛夏に涼しげなジャケットスタイル。
シアサッカー生地だと「チャラく」も見えやすいので、ニットタイでバランスを取る。
コーディネート詳細
ジャケット:ユニクロの感動ジャケット(レビューページ へ)
シャツ:ユニクロ
ネクタイ:フィオリオ
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:アレン・エドモンズ
鞄:グレンロイヤル
ネイビージャケットとベージュパンツという組み合わせ。
ビジネスにもカジュアルにも、汎用性がありそう。
コーディネート詳細
ジャケット:ユニクロの感動ジャケット(レビューページ へ)
シャツ:ユニクロ
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:ジャラン・スリウァヤ
時計:ロレックス(レビューページ へ)
セットアップスタイル
コットンライク(ネイビー)をセットアップで合わせる。
ニットと合わせて、少しモダンな印象に。
コーディネート詳細
ジャケット:ユニクロの感動ジャケット(レビューページ へ)
ニット:ユニクロ
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:コール・ハーン
鞄:ポーター
時計:チューダー(レビューページ へ)
コットンライク・ベージュの上下セットアップ。
現代的なコットンスーツという趣き。
着こなしの難易度は、やや高いかも。
コーディネート詳細
ジャケット:ユニクロの感動ジャケット(レビューページ へ)
シャツ:ユニクロ
ネクタイ:フィオリオ
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:パラブーツのコロー(レビューページ へ)
鞄:グレンロイヤル
夏のトラッドな装いでは定番の、シアサッカー・スーツの着こなし。
インナーはシンプルなニットポロをチョイス。
現代の街中で着るには、ちょっと勇気が要りそうだ…
コーディネート詳細
ジャケット:ユニクロの感動ジャケット(レビューページ へ)
ポロシャツ:ビームスF
ボトムス:ユニクロの感動パンツ(本品)
靴:フローシャイム
着こなしのコツ
筆者自身の好みの問題かもしれないけど、穿きこなしのコツはズバリ、「裾の仕上げ&丈感に留意する」こと。
ちなみに筆者のオススメは「裾はダブル仕上げ、丈はノークッションで短く」。
もちろん好みの問題ではあるけど、「ユニクロ見え」を回避するために有効だと感じる。
裾のダブル仕上げについて。
ユニクロの場合、ダブルの裾上げは従来はオンラインでのみ指定可だったけど、最近は店舗でも可能になった。
これにより「裾がダブル ユニクロ見えしない」という「特別感」は下がった
ただし依然として料金が280円と安価なのは嬉しい(*商品価格1990円以上の場合、2021.05時点)。
製品の価格も考えると、「裾仕上げもユニクロ様にお任せ」の一択になりそう。
ただし、折返し幅が4cmしか指定できないのが難点なんだよねえ…。
無難な幅なのは分かるんだけど、3.5・4・4.5cmの3種類くらいは選べるのが理想ではある。
丈感について。
感動パンツは裾幅が太めなこともあり、丈が長いと余計に野暮ったくなる。
近年の流行でもあるけど、丈は短めにして軽快に穿くのがオススメだ。
とは言え、ビジネスシーンでは「ソックスが見えるのはNG」という場面もありそう。
ただし、裾幅が太いパンツをクッションを入れまくりで穿くのはスマートではない。
(実態がどうかは別として)典型的な「仕事ができない人」に見えてしまい、色々と損をすることに繋がりそうではある。
「ビジネス向けには、パンツのクッションが必須」な方は、素直により裾幅の細い製品を選ぶのがオススメ。
まとめ:もう少し細身ならば、カンペキな1本!
今回は、色々と言いつつもジャケパンスタイルに愛用中の1本、ユニクロの感動パンツについてレビューしてみた。
ビジネスに使いやすい「ちゃんと見え感」のあるスタイル
最高レベルの軽量感とムレづらさで、真夏に最適
(オンライン限定だけど)選べる豊富なサイズ感
ユニクロの真骨頂、堂々たる(?)コスパ感
(年次にもよるが)パターンはもう少し細身にしてほしい
(本質的じゃないけど)ネーミングがイマイチ…
裾の仕上げはダブルに!
丈感は短め(ノークッション)にする!
安定のデザインと穿き心地、バリバリ穿き潰せるコスパ感が併存していて、日本の真夏に心強い存在感を放つ1本。
一方でパターンに関しては、まだまだ改良の余地がありそう。
ユニクロは定番製品も年次改良をするので、今後も含めて楽しみな製品だと感じる
ユニクロ (オンラインストア・トップページへ)
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