リーガルの2504NA

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【日本の名靴】いま、リーガルの2504NAに注目する、5つの理由

こんにちは、物欲紳士です。

今回は、「日本人ならコレ履いとけ!」な、日本を代表する(?)名靴について書きたい。
それが、リーガル2504NA

リーガルの2504NA(着用時)

リーガルの2504をオススメする方 しっかりしたブランドの名品靴を履きたい
ビジネスだけでなく、カジュアルにも着回せる革靴が欲しい
雨天などの悪天候でも、気にせず革靴を履きたい
お手入れに気を使わなくて済む1足がほしい

まずはブランド(リーガル)と、この靴の概略について紹介したい。

ブランド(リーガル)と、2504NAについて

リーガル(Regal)について

リーガル(Regal)は、日本を代表する製靴メーカー、ブランド。

リーガル(銀座店、2021.04.)

もとは「日本製靴」という社名で、1902年に創業。
主に官給向けの軍靴を製造していたが、戦後に民生向けの革靴製造に事業を転換。

米国の文化・ファッションが流行した当時の時流もあって、米国「リーガル」ブランドの靴のライセンス生産していた。
1990年に社名を「リーガル」に変更し、現在に至っている。

(写真はイメージです)

リーガル製品の特徴は、1つのメーカーとは思えない製品レンジの幅広さ
日本の紳士靴のボリュームゾーンを担っているだけあり、十八番のグッドイヤー・ウエルト製法の靴に留まらず、様々な製法・テイストの靴を製造販売している。

まさに、日本人のお洒落を「足元から」支えてきた企業だと言えそうだ。

リーガルの2504NAについて

2504NAは、リーガルの定番コレクションの中でも鉄板の名品
1969年発売のロングセラー商品だ。
 


 
[リーガル] メンズ ビジネスシューズ 2504 NA
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スタイルは、ダービー(外羽根式)のプレーントゥ
色は私物のダークブラウンのほかに、上写真のブラックがある
グッドイヤー・ウエルト製法。

リーガルの2504(外観)

コバの張り出しが大きく、全体的なシルエットもボリュームがある

アメリカ靴を彷彿とさせる、コバが張り出したボリューミーなシルエットが特徴。
1960年代の日本のファッションが、アメリカン・トラッド(いわゆるアイビー)を志向していたことが窺える。

1969年(※イメージ)

1969年は筆者にとってもリアルな年代ではないけど、東大安田講堂事件やアポロ11号の月面着陸、ウッドストック・フェスなどがあった年。
その時分に発売された製品が形を変えず、新品で販売されていることになる。

一種の「流行モノ」であるファッション製品としては、これってかなり偉大な話だと思う。

リーガルの2504NA(ソック)

(蛇足だけど)リーガルの定番商品は、ソック刻印も昔ながらのものとなる

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リーガルの2504NAに注目する、5つの理由

さて、製品の誕生から50以上も経ったいま、筆者が2504NAに注目する理由を挙げたい。
下記の5点になる。

2540NAに注目する、5つの理由 スーツにもカジュアルにも合わせやすい、ファッション性
古典的でルーズではあるが、案外ラクな履き心地
ガシガシ履ける耐水性と堅牢性
日用品としてのお手入れのしやすさ
コストパフォーマンスと入手性の高さ

以下にて、それぞれについて述べていきたい。

スーツにもカジュアルにも合わせやすい、ファッション性

まず、この靴のファッション性について述べたい。
上で述べた通り、この靴のデザインは1960年代の米国の靴を規範としている。

リーガルの2504(外観)

現行の米国靴で言えば、オールデンとかブルックス・ブラザーズに置いてありそうなスタイル。

ファッション全般としては、アメリカン・トラッドが流行しているとは言い難い。
だけど靴に関して言えば、米国スタイルの靴はスーツなどのビジネス・スタイルだけではなく、デニムを始めとしたカジュアルなスタイルにも合う汎用性の高さがある。

リーガルの2504NA(コーディネート)

カジュアルな服装と合わせても、相性が良い

近年流行しているオーバーサイズな洋服・太めなパンツとの相性が良いのも、いまこの靴をオススメできる理由の1つ。

リーガルの2504(ステッチ)
シューレース部根本の2本のステッチは、数少ない装飾的な意匠。
この靴のデザインアイコンと言える箇所。

50年の時を経て、流行が二周りくらいして再度巡ってきたような、そんな感じを受ける。

古典的でルーズではあるが、案外ラクな履き心地

足入れについては、率直に言って近年の進化したモダンな木型とは異なる
ウィズ(靴幅)は幅広のEE。当時の男性の足が、現代人よりも太めだったことが窺える。

リーガル2504と三陽山長の琴四郎
本品(下)と、モダンな設計の日本靴の代表格、三陽山長の琴四郎(R2010)との比較。
シルエットもさることながら、ヒールカップ(踵)の大きさの違いが見て取れる

また最近の靴と比較すると、踵が大きい
はっきり言って、現代の日本人の足には合っていない箇所もあると感じる木型だ。

だが意外なことに、甲は薄い設計となっている。
外羽根式であることも相まって、現代人でも多くの足型に対して靴紐で足を固定できる設計になっている。

リーガルの2504(着用時)
筆者は相当甲が薄い足の持ち主だけど、羽根の閉じ量には結構余裕がある。
現代の日本男性でも、多く(99%以上?)の人に対して「靴が甲高すぎ」ということにはならないはず

要するに、この靴はボリューミーな足先と踵には余裕を持たせ、薄めの甲部を靴紐で締めて足を留める設計の靴なのだ。
大量生産品なこともあり土踏まずのフィット性が低い部分は異なるけど、これはオールデンとかホワイツの設計思想なんかに近い
米国の靴を範に取っていることもあって、この部分は考え方が似ているのかも。

リーガルの2504(外観)

近年のモダンな設計の革靴は、足先や土踏まず、踵など、各部のフィット感をより優先させた靴が多い。
もちろん正しい方向性ではあるけれど、足先や踵の形状・大きさは、人によってまちまち。
この方向性だとサイズのバリエーションが増えるか、適合する人の割合が減るのも事実だ。

2504の木型の考え方からは、人々の個性・嗜好に合わせて製品側が多様化するのではなく、1つの製品で多くの人のニーズに応えてきた時代の、素朴さや合理性が感じられる。

因みにこの靴の足入れのデメリットとして挙げられるのは、履き慣らし
頑丈な構造なので屈曲性は高くない上、屈曲のストレスは踵に分散せず、すべて甲部にかかることになる。
上で述べた「ラクさ」に至るまでには、数日間の履き慣らしは必須となる。

リーガルの2504(外観)

以上まとめると、2504の足入れの思想は、確かに昔の製品らしい、大味な部分も見られる。
けれども工業製品としての合理性もあり、なおかつフィットさせすぎない「ラクさ」がある点は、いま履くと非常に面白いと感じるのだ。

ガシガシ履ける耐水性と堅牢性

高度成長時代のエネルギッシュな日本を支えた、その背景からも想像できるけど、この靴の堅牢性は折り紙付き。
とにかく細かいことに神経質にならず、ガシガシ履けるタフさがある。

リーガルの2504(甲革)

甲革はこの年代のベーシックな靴によくある、ガラス仕上げの牛革。

光沢感が強い、いわゆるガラスレザーは、一般的には高級な革材料ではない
しかし水には強く、合成ゴム材料の靴底と相まって雨天でも気にせずに履ける

リーガルの2504(ウエルト部)

ウエルト部(靴底の上半分に見える革)は防水性を高めるため、いわゆるストームウエルト形状となっている

甲革などの各部材・構造面でも堅牢性が高く、ラフに履く環境でも壊れる心配をしなくて済む
外回りが多いビジネスマンなどから、厚い支持を受けてきたのも頷ける。

リーガルの2504(靴底)

蛇足だけど、合成ゴムの靴底・ヒールは「トコットコッ」という、革靴らしい靴音がする。この点も個人的には好き。

日用品としてのお手入れのしやすさ

繰り返しになるけれど、甲革のガラスレザーは高級感のある材質ではない。

けれども天然素材だから靴磨きをすれば光るし、メンテナンスもしやすい。
クリーナーと靴クリームの塗布という「通常の靴磨き」で、ピカピカになる
靴の磨き方など、革靴との付き合い方を学ぶのにもピッタリの1足だ。

防水性・堅牢性も相まって、学生さんや新社会人などの、スニーカーから卒業して革靴デビューする方にもオススメだ。

コストパフォーマンスと、入手性の良さ

コストパフォーマンスに関して言うと、この靴の定価は24,000円+税(2021年4月時点)。
より安価な靴はいくらでもあるので、ことさら安いというわけではない。

リーガルの2504(側面部)

ガラスレザーは丈夫だけど柔軟性はないため、甲革の屈曲部の側面は割れやすい

さらに言えば、甲革のガラスレザーはひび割れが生じやすい欠点がある。
経験上、屈曲で革が伸びる爪先部の側面に割れが生じる傾向がある。そうなると寿命。
お手入れにもよるけど、ヘビロテすると3〜5年で寿命という感じだ。

ただし、1足履き潰した先にはコスパの良い世界が待っている。
この靴の入手性は非常に高く、10年先も廃盤にならず、販売されていることが期待できる。
買い替えはコンバースなどの定番スニーカーと同様、指名買いが可能だ。
なおかつサイズが分かっていれば、ネットで割引(2万円以下)で入手できる。

靴を履きつぶす度に、新しい靴を探す面倒臭さからも開放される。
特にハードに靴を履く方にとっては、頼もしい1足だと言える。

まとめ:「日本の誇り」を持って、履きたい1足

今回は「日本を代表する靴ブランド」リーガルの名品、2504についてレビューした。

リーガルの2504(外観)

リーガルの2504をオススメする方 しっかりしたブランドの名品靴を履きたい
ビジネスだけでなく、カジュアルにも着回せる革靴が欲しい
雨天などの悪天候でも、気にせず革靴を履きたい
お手入れに気を使わなくて済む1足がほしい

オススメする5つの理由 スーツにもカジュアルにも合わせやすい、ファッション性
古典的でルーズではあるが、案外ラクな履き心地
ガシガシ履ける耐水性と堅牢性
日用品としてのお手入れのしやすさ
コストパフォーマンスと入手性の高さ

スニーカーからステップアップする若者にも、筆者のようなオジサンにも、スーツにもカジュアルなスタイルにも。
そして悪天候でもタフに履ける、汎用性があって懐の深い1足

日本の誇りを足元に、1度は履いてみたい「日本の名靴」なのだ 

[リーガル] メンズ ビジネスシューズ 2504 NA

 



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(おまけ)コーディネート例、私物の製品データ

コーディネート例

リーガルの2504(着用画像)

ダークブラウン、サイズ23.5EEを着用(身長162cm、体重50kg)

コーディネート詳細
ジャケット:ショットのType G-1( レビューページ へ)
シャツ:インディビジュアライズド・シャツ
デニム:ドゥニーム
靴:リーガルの2504NA(本品)
鞄:エルゴポック( レビューページ へ)

リーガルの2504NA(着用画像)

ダークブラウン、サイズ23.5EEを着用(身長162cm、体重50kg)

コーディネート詳細
シャツ:ウエスのシャンブレーワークシャツ( レビューページ へ)
ボトムス:バナナ・リパブリックのメイソン・チノ( レビューページへ)
靴:リーガルの2504NA(本品)
鞄:フィルソンの70256( レビューページ へ)

リーガルの2504NA(着用時)

ダークブラウン、サイズ23.5EEを着用(身長162cm、体重50kg)

コーディネート詳細
ベスト:フェローズのウォバッシュストライプベスト( レビューページ へ)
シャツ:バーンズ・アウトフィッターズ
ボトムス:Gap
ネクタイ:フィオリオ
靴:リーガルの2504NA(本品)

私物の製品データ

リーガルの2504NA

ブランド  リーガル(Regal)
型番    2504NA
スタイル  外羽根式プレーントゥ
製法    グッドイヤーウエルト
素材    牛革(甲部)、合成ゴム(靴底)
     ダークブラウン
サイズ   23.5EE
製造国   日本
購入年月  2015年春
価格    21,000円

 

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