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【購入レビュー】ホワイツのセミドレス【1/2:米国からオーダー!編】

2021年4月4日

こんにちは、物欲紳士です。

今回は、アメリカン・ブーツの雄、ホワイツのセミドレス米国の通販サイトでオーダーしてみた。今回は前半ということで、その顛末(メリットとデメリット、購入の流れ)についてまとめてみたい。

後編(仕様の説明とレビュー)は下記から…

ホワイツのセミドレス(外観)

既製品だとなかなかない、メダリオン・キャップトゥのセミドレス
なかなかカワイイと思ってます…!

ブランド(ホワイツ)と、セミドレスについて

ホワイツについて

ホワイツ、ロゴ

ホワイツ・ブーツ(White's Boots)は、米国のブーツ・メーカー。
ブーツ一筋で150年以上の歴史がある、由緒正しきメーカー。

ホワイツ・ブーツ (日本語オフィシャルサイトへ、外部リンク)

ホワイツの特徴は、米国内でのハンドメイドにこだわったブーツ作り。
そのクラフツマンシップと伝統はファンからのリスペクトも篤く、キング・オブ・ワークブーツの異名を取る。

ホワイツのセミドレス(爪先)

製品としての特徴は、「ハンドソーン・ウエルト製法(手作業での底付け)」にこだわっている点と「アーチ・イーズ」と呼ばれる、土踏まずのフィッティングを重視した木型にある。

ホワイツのセミドレス(着用時)

ホワイツがこれらにこだわる理由は、「歩行の快適性への追求」

一般的にブーツは短靴とは異なり足首を固定できるため、足型のフィッティングに対しては寛容な面がある。
そんなブーツ製品でも、「歩行の快適性には妥協をしない」という姿勢が、ホワイツの哲学だと言えそうだ。

ホワイツのセミドレスについて

セミドレス(Semi Dress)は、そんなホワイツ製品の中でも定番商品の1つ。

ホワイツのセミドレス(外観)

一般的な6インチよりもやや短い、5インチのシャフト高も特徴

セミドレスの特徴は、その名の通りワークブーツでありながら、ややドレス感のある外観である点だ。
現代だと中途半端に思える仕様だけど、20世紀前半くらいまでは米国でも未舗装の道路が多く、正装でも短靴ではなく、ブーツを履くことは一般的だったらしい。

確かにあの幕末の志士・坂本龍馬も、短靴ではなくブーツを履いていたというのは有名。

これは何となく、分かる気もする。
雨でぬかるんだ未舗装の道では、短靴だと服の裾が汚れそうだし、靴の中が泥だらけになるからね…。

ホワイツのセミドレス(外観)

このブーツも、出退勤の道中のことも考えた、当時のオフィスワーカーなんかが着用していたのかもしれない。

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ホワイツのセミドレスを、ネットでオーダーする!

さて、そんなこんなでカッコいいブーツの名品、ホワイツのセミドレスなんだけど、ひとつ難点がある。
それはズバリ「価格」

標準的な仕様で約9万円、コンビレザー仕様などのオプションを追加すると、10万円を優に超えてしまう…。

さすがはブーツの王様、金額も立派…!

ちょっと感心してしまうけれど、当然この金額には取扱店の利益や関税なども含まれている。
実は米国から発注して個人輸入すれば、より安価に購入することが可能だったりする。

…今回利用してみたのは、ホワイツを始めとするアメリカン・ブーツの販売サイト、Baker's Boots and Clothing(米国のサイト)。

Baker's Boots and Clothing (外部サイト、英語)

具体的な購入手順を説明する前に、まずは「ホワイツの個人輸入ってどうなのよ」という点について、簡単に説明したい。

個人輸入のメリット・デメリット

ホワイツの個人輸入する場合のメリット・デメリットだけど、自分で実際に購入してみて感じたのは、以下の通り。

メリット 価格的にお得

日本でのカスタムオーダーとほぼ同じオプションが選択可能
既製品を購入するより、サイズの選択肢が広い

デメリット サイズが合わなかった場合の返品対応

別途関税がかかる(お金に余裕を持って発注)

個人輸入のメリット

まず、金額が安い

筆者の場合、実際にかかった金額は約7万円だった。
ちなみに同等品を日本の代理店でオーダーした場合は、約12万円

その時の為替や税金のかかり方(後述)によって多少変動するけど、そのお得感は歴然としている。

サイトは英語でやや分かりづらいけれど、オプションの幅はかなり広い
詳細は後述するけど、日本の取扱店と同様、ディテールに至るまでオプションの選択が可能だった。

また、サイズの選択肢が広いのも、靴をオーダーするメリット。
筆者は、”US 6C” という、小さめ&細めなサイズを選択した。

恐らく、既製品だと「足長は7〜10、足幅はD or E」くらいが購入できるレンジのはず。
筆者のように既製サイズが合わない方にとって、オーダーは有力な選択肢になりそうだ。

個人輸入のデメリット

一般論として、海外から取り寄せた商品の返品は手間がかかる
あまり現実的ではないので、ネットオークション等で処分する方がベターかも。

さらに、今回購入したのはオーダー品
洋の東西を問わず、カスタムオーダー品は返品不可

なので、サイズが選べるのは良いけど、サイズ合わせは一発勝負
この点は少し難しくて、どうしてもマニア向けになってしまう点だ。
手持ちの靴・ブーツ(特にレッドウイングやダナー)とのサイズ比較をネットでよく見た上で、確認してから発注するのがオススメ

ちなみに「代理店でサイズを測定してもらうが、注文はしない」という手法も、あるにはある。
しかし商売をしている相手に対して、さすがにモラル的に好ましくないのでオススメできない

あと、個人輸入の場合は輸入にかかる税金(関税など)は、商品代金とは別負担になる。
荷物と共に税関から書類が届くので、それに従って支払うのが基本。

革靴の場合、問題なのは関税(税率が高い)。
ただ、今回はたまたまショップ側が使用した業者がUSポスタルだった。
この業者の場合はままあるらしいけど、税関でスルーされたようで、関税がかからなかった。
たまたまだけど、ラッキー…!

なお税関でスルーされなかった場合、上記代金(約7万円)とは別に関税がかかる(数千円〜1万円くらい?)。

オーダーの手順、今回のカスタム内容

オーダーの手順

どんな流れでオーダーしたかについて、手順をざっくりまとめてみる。

オーダーの流れ(2021.04現在)
下準備:PayPal のアカウントを作成、クレジットカードを登録(注1)
手順1:Baker's Boots and Clothing のサイトへ
手順2:<SHOP>メニュー→<SHOP BY BRAND>の "White's" を選択
手順3:商品の選択肢が、やたらたくさん出てくる…。
その中から "CUSTOM CLASSIC SEMI DRESS BY WHITE'S BOOTS" を選択
手順4:オプションを選択(注2)
手順5:住所の入力と支払い(注3)

ざっくり書くと、上のような感じ。
注意点を下記に付記したい。

注1)海外の通販では、カード番号はそのまま書かずにPayPalを使うのがオススメ。
自分のカード番号を教えると、犯罪に利用されるリスクが高いため…

注2)トゥ(爪先)とシャフトの革は、追加料金なしで個別に指定可能。これは嬉しい!
同じ革を指定すると1トーンになる。詳しくは下記を参照

注3)英語で住所を指定する必要がある。住所の書き方は、他のサイトで調べてほしい。
もっとも、郵便番号以下を参照するのは日本の郵便局のはず。氏名と郵便番号と、"Japan" さえきちんと書いてあれば、細かい住所の書き方にこだわる必要は恐らくはない(日本人が分かる程度に、ローマ字で記載できればOKのはず…)

ちゃんと注文できていれば、自分のアドレス宛に確認メールが来る。
あとは気長に待つ。自分の場合は1ヶ月ちょっとで靴ができて、発送完了のメールが来た。
航空便なので、それから通常1週間くらいで到着する。

今回のカスタム内容

今回オーダーしたカスタム内容を、以下にまとめてみた。

カスタム内容
1)  木型:スタンダード
2)  アッパー革の種類(爪先側):ブラウン・ドレス
3)  アッパー革の種類(シャフト側):ブラウン・ブルハイド
4)  ライニングの有無と色:有、キャニオン・レッド(★有料Op)
5)  シャフト上部のループ:なし
6)  トゥキャップ:有・メダリオン付き(★有料Op)
7)  トゥ・ボックス(爪先の補強):有(シングル)
8)  靴紐の金具:黒、上部2個はフック仕様
9)  ミッドソール:シングル
10) ウエルトのコバ色:ブラウン
11) ヒール高:標準
12) ヒール形状:標準
13) 靴底:ビブラム・コンポジション・ハーフソール
14) コバの張り出し・ステッチ:小さめ、シングルステッチ
15) サイズ(足長):6
16) サイズ(足幅):C

基本料金は560USD。ライニングとトゥ・キャップの追加は有料で、合計65USD。
占めて約625USDの買い物
これだけカスタムできて、この価格というのは納得感がある…!

上の選択項目の詳細な説明とレビューは、また次回に書きたい。
(参考までに、英語でのカスタム内容を下記にメモする…)

カスタム内容(英語)
1)  Last: Standard
2)  Toe Vamp Leather: Brown Dress
3)  Upper (Shaft) Leather: Brown Bull Hide
4)  Leather Liner: Canyon/Red <op>
5)  Pull Loops: None
6)  Toe Cap: Medallion Toe Cap <op>
7)  Celastic Toe Box: Single Celastic Toe
8)  Hardware: Black Eyes & Hooks
9)  Midsole: Single
10) Edge: Brown
11) Heel Lifts: Standard
12) Heel Base: Standard
13) Sole: Vibram Composition Half Sole
14) Sole Trim: Close Trim (Single Row Stitch)
15) Size - Length: 6
16) Size - Width: C

まとめ

長くなってしまったけれど、今回は「高嶺の花」のキング・オブ・ブーツ、ホワイツのセミドレス海外サイトでお得からオーダーしてみたので、その流れをレポートしてみた。

ホワイツのセミドレス(外観)

オーダーのメリット・デメリット 価格的にお得

日本でのカスタムオーダーとほぼ同じオプションが選択可能
既製品を購入するより、サイズの選択肢が広い
サイズが合わなかった場合の返品対応
別途関税がかかる(お金に余裕を持って発注)

自分でカスタムできる点も含め、この金額でできることとしては、かなり満足感の高い買い物だったと思っている。
ご興味のある方には、大いにオススメしたい!

まあ案外お手軽ではあるけど、「サイズが分からない&返品できない」というリスクは、もちろん大きい。
通常のサイズで問題がない方は「まずは既製品を購入してみる」のも、もちろんアリな選択肢だ。

[ホワイツ] ドレスブーツ セミドレス Semi-Dress 5"


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後編に続く!(下記からも辿れます)

 

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