こんにちは、物欲紳士です。
今回は昨今の嫌煙の流れの中、未だに喫煙者 の筆者がオススメする(節煙にも便利な)喫煙具について書きたい。
この記事ではフィリッピ (Philippi) のカードケース、クッション (Cusion) を「シガレットケースとして」レビューしたい。
スタイリッシュなシガレットケースが欲しい方
持ち運びがしやすいシガレットケースを使いたい方
節煙グッズを探している方
まずはブランド(フィリッピ)と、このカードケースの概要を見ていきたい!
ブランド(フィリッピ)と、カードケース(クッション)について
フィリッピ (Philippi) について
フィリッピ (Philippi) は、ドイツ人デザイナーのヤン・フィリッピ氏が創業した、インテリア・雑貨のブランド。
1992年に設立。
ドイツらしい「シンプルさ」を保ちつつ、柔らかな曲線で構成されたデザインが特徴。
花瓶などのインテリア・アイテムから、普段持ち歩く小物系の雑貨まで、幅広く展開。
お洒落なデザインで、身嗜み・インテリアを格上げしてくれるアイテムが揃うので、「デザイン好き」は注目したいブランドだと言えそうだ。
カードケース(クッション、Cusion)について
クッション (Cusion) は、そんなフィリッピの定番アイテムとなっているカードホルダー。
フィリッピ製品らしく、柔らかな曲線で構成された外観がスマート。
角ばっていない形状が、「クッション」の名の由来なのだろう。
素材はステンレス。
(アルミとは異なり)適度な重量感があり凹みに強いのも特徴。
で、本来はカードホルダーの「クッション」だけど、これを「シガレットケースとして使う」のが筆者流。
以下では、クッションを「シガレットケースとして使った場合」の良い点・イマイチな点について述べていきたい…!
フィリッピの「クッション」:良い点と、イマイチな点
筆者がシガレットケースとして、長年使用しているフィリッピのクッション。
使用している上で感じる良い点とイマイチな点は、下記の通り。
取り出した際にサマになる流麗なデザイン
ポケット内で嵩張らないスリムな筐体
喫煙本数を「見える化」。節煙に最適!
「価格なり」だと感じる内部の仕上げ
長年の使用を考えると蝶番の強度がイマイチ
以下にて、各項目について述べていきたい!
ポケットから取り出した際にサマになる、流麗なデザイン
本品をシガレットケースとして利用する第1のメリットは、ズバリ「サマになるデザイン」。
「紳士然」としたスタイリッシュなシガレットケースって、(みたいに)他にも色々と存在する。
そんな専用の煙草入れと比較しても全く引けを取らない、というかそれらを凌駕した美しい外観。
ふとポケットから取り出した際にもサマになる「粋さ」がある。
この辺りにはモダン・デザインの先進国、ドイツ製品らしい感性を感じる。
ポケット内で嵩張らない、スリムな筐体
本品の第2の魅力は、持ち運びに便利なスリムな筐体。
「およそ煙草1本分」のスリムさで、持ち運びに便利。
ジャケットのポケットに収納するにしても、
ジーンズ・スラックス等のバックポケットなんかに入れるにしても、見た目・快適性を考えるとスリムさは重要。
ポケットへの収まりが良い上、「(ソフトケースの場合の)バックポケットに入れた際のタバコの変形・潰れ」を回避できるメリットもある。
なお本品をシガレットケースとして使用した場合、通常サイズ(キングサイズ)のタバコは7本しか入らない。
けれどもこの「7本」というサイズも横幅的にちょうど良く、ポケット内で邪魔にならない絶妙なサイズ感だと感じる。
喫煙本数が「見える化」でき、節煙に最適
前述の通り本品は7本のタバコしか収納できないけど、(アバタもエクボ的だけど)「7本」という本数も節煙には絶妙。
毎朝、ケースにいちいちタバコを入れるのは率直に言って面倒くさい。
けれどもこの「ひと手間」を掛けることにより、喫煙本数の「見える化」に繋がる。
「タバコを20本単位で買い、そのまま喫煙する」場合、何本吸ったのかが判らなくなる。
「20」という数は一瞥しただけでカウントできる個数ではないからだ。
一方で「7本」という数は、「『パッと見』でカウントできる、ギリギリの数字」。
「朝に7本のタバコを入れ、そこから喫煙する」ことを習慣化することで「今日、何本吸ったのか」が分かるようになるというわけだ。
「何本吸ったのか」が常に分かることで無駄な喫煙本数を減らせる。
「1日にケース1個分(7本)」を目標に喫煙本数を徐々に減らし、習慣化できたら「ケースに入れるタバコの本数を減らしていく」のも良いだろう。
「価格なり」だと感じる、内部の仕上げ
ここまでフィリッピのクッションを「シガレットケースとして使用した場合」の良い点を述べてきた。
以下では、イマイチな点についても書いていきたい!
外観はなかなか美しいクッションだけど、内部の仕上がりはあまり綺麗ではない。
蝶番の継ぎ目の溶接の痕が内部に露出している点が、特に気になる。
率直に言って、ビジネスの場で名刺を入れるのはちょっと憚られるというのが、個人的な感覚ではある。
この辺り、デザイン元の欧州では文化的な違いもあって、日本人が几帳面なだけなのかもしれないけれど…。
内部の仕上げは「価格なり」だけど、タバコを入れるのには問題はないので割り切って使うのが良いだろう。
長年使うことを考えると、蝶番の強度がイマイチ
「節煙グッズ」として捉えると耐久性はさほど重要ではないかもしれないけど、デザイン性の高さとは裏腹に(?)蝶番の精度・強度がイマイチな点も、やや気になる。
本品の蝶番は、比較的簡略な構造。
落下などで衝撃を受けると、簡単にグラグラになってしまう。
ただし、簡単に壊れることはないので、立て付けが悪くなったら修理するのがオススメ。
修理方法は簡単で、「粘性が低く(シャバシャバしていて)、硬化後に硬くなる瞬間接着剤」を蝶番に流し込み、「隙間を埋める」だけ。
代表的な接着剤はのアロンアルファだけど、似たモノなら何でも良い。
流し込んで30分程度は放置し、硬化後に可動部を動かす。
一般的な接着剤の接着力ならば動かなくなることはなく、「隙間を埋められる」のでガタが取れるはずだ。
まとめ:まずは節煙を足掛かりに、禁煙しましょう…!
この記事では筆者の愛用グッズから、フィリッピ (Philippi) のカードホルダー、クッション (Cushion) をシガレットケースとして使用した場合の感想についてレビューしてみた。
取り出した際にサマになる流麗なデザイン
ポケット内で嵩張らないスリムな筐体
喫煙本数を「見える化」。節煙に最適
「価格なり」だと感じる内部の仕上げ 煙草入れとしてならOK
長年の使用を考えると蝶番の強度がイマイチ 必要に応じて補修
総合評価 ★★★★★ 4.0
デザイン ★★★★★ 5.0
ブランドらしい曲線美が魅力的なデザイン
機能性 ★★★★★ 5.0
スリムなサイズ感と、ポケット内で安心の剛性感
使用感 ★★★★★ 4.0
ヒンジが弱い点を除けば良好な使用感
価格 ★★★★★ 3.0
安価でもないものの、問題のないコスパ感
耐久性 ★★★★★ 3.0
ヒンジの耐久性は低く、補修しながら使いたい
その他 ★★★★★ 4.0
10年以上販売されていて、入手性が高い点も◎
「流麗なデザイン」で「持ち運びしやすく」、「節煙にもなる」。
何だか喫煙を勧めているのかそうでないのか、筆者自身もよくわからない記事になってしまった…
言い訳をしておけば、本品を煙草入れとするメリットは「煙草の箱を持ち歩く際のストレスを減らしつつ、節煙にも繋げられる」という点。
本品を入手して節煙を達成したとしても、どこかで「スッパリと煙草をやめる」ことが必要になるのは言うまでもない。
…けど、「本数を減らす」のは禁煙が定着するまでの辛さの緩和に繋がるのも事実ではあるわけだ!
喫煙具も一旦紹介し終えたことだし、筆者も今後は禁煙にチャレンジするので、以降は(喫煙具ではなく)オススメな禁煙グッズを紹介していきたいと考えている…!
[Philippi] Cushion ビジネスカードホルダー ミラー
(★おまけ)購入品の製品データ
ブランド フィリッピ (Philippi)
製品名 クッション (Cushion)
スタイル ビジネスカードホルダー
素材 ステンレススチール
色 シルバー(鏡面仕上げ)
製造国 中国
価格 約4,000円+税
購入年月 2015年
あわせて読みたい
スポンサーリンク