こんにちは、物欲紳士です。
今回は、カジュアルな北欧系バックパックをサンプルレビューしたい。
この記事でレビューするのは、ガストンルーガ (Gaston Luga) のプローペル (Pråper) 。
まずはブランド(ガストンルーガ)と、プローペルの概要をチェックしていきたい!
ブランド(ガストンルーガ)と、プローペルについて
ガストンルーガについて
ガストンルーガ (Gaston Luga) は、2017年にスウェーデンで設立されたバッグブランド。
北欧らしいシンプルで実用的なバッグを、全世界に向けて展開。
ガストンルーガの主力アイテムは、バックパック。
ブランドが「エフォートレス」と謳う通り、肩肘張らずに愛用できる製品をラインナップしている。
例えば、写真のルーレン (Rullen)。
封筒のような独特な形状で、カジュアルな装いにピッタリな製品。
バックパック以外にも、アクセサリーなどの多彩な製品をラインナップ。
の製品は、近年人気の小型財布のボーシュ (Börs)。
軽快なジップスタイルで、プチプラ感も魅力の製品だ。
ガストンルーガは、製品素材や包装材にエコ・マテリアルを積極採用している点も特徴。
例えばレザー素材(の一部)には、バイオマテリアルとして注目されているヴィーガンレザーを使用。
これは廃棄されたリンゴの皮から合成された、環境に優しい合成皮革。
さらに、ガストンルーガは企業活動を通じ、カーボンニュートラルへの取り組みを行う企業でもある。
植林活動への寄付を通じ、生産活動で排出されたCO2を相殺する枠組みに参画している。
北欧・スウェーデンと言えば「環境活動」のイメージもあるけど、そんなイメージに違わずエコ・コンシャスな企業だというわけだ…!
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プローペルについて
今回レビューするプローペル (Pråper) は、そんなガストンルーガ製品の中でもクラシカルな外観を特徴とするバックパック。
製品の素材には、キャンバス地とレザーを使用。
レザーは、前述したヴィーガンレザーと呼ばれるエコレザーとなる。
ここ日本でも帆布製バッグが流行した時期があったけど、プローペルのデザインベースとなるのは、そんな昔ながらのリュックサック。
素材をレザー(人工皮革)とのコンビとし、細部をガストンルーガ流にアレンジした点が、本品の成り立ちだと言えそうだ!
ガストンルーガのプローペル:良い点と、イマイチな点
さて、そんなこんなで筆者の手元に届いた、ガストンルーガのプローペル。
筆者がサンプルを試用させていただいた上で感じた良い点とイマイチな点は、下記の通り。
カジュアルな服装に溶け込むデザイン性
機能的なポケット配置とディテール
レザー部の「仕上げ」の質感
レザーの色味は濃色系がオススメ
フィット感は高くないショルダー構造
以下にて、それぞれについて述べていきたい!
カジュアルな服装に溶け込む、デザイン性
プローペルの第1の特徴と言えるのが、懐かしさと気楽さが同居したデザイン。
例えばマウンテンパーカーにチノパンを合わせたコーデとか、
ジャケット:シエラデザインズの8001( レビューページ へ)
シャツ:ユニクロのスーパーノンアイロンシャツ( レビューページ へ)
トラウザー:バナナ・リパブリック( レビューページ へ)
靴:パラブーツのコロー( レビューページ へ)
鞄:ガストンルーガ(本品)
パーカーとデニムに合わせたコーデなど。
パーカー:ドレステリアの吊裏毛パーカー( レビューページ へ)
シャツ:ユニクロ( レビューページ へ)
デニム:ユニクロのストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ( レビューページ へ)
靴:パラブーツのコロー( レビューページ へ)
鞄:ガストンルーガ(本品)
腕時計:カシオ
プローペルは、基本的に学生さんがキャンパスライフなどで使うことを想定した製品だと思う。
が、そのレトロ感ゆえ「おじさんでもOK」な安心感 がある点に好感を覚えた!
機能的なポケット配置とディテール
プローペルの内部構造は、至ってシンプル。
被せ式のフタの内部(メイン室上部)は、巾着状の絞め形状となる。
普段は絞める必要はないと感じたけど、雨天の際の浸水防止に効果がありそうだ。
内部には、パッド付きのPCポケットが付属。
メイン室にはその他の小物用ポケットなどは付属しない、シンプルな構造。
賛否両論がありそうだけど、個人的には「ザクザクとモノを入れられる気楽さ」があると感じた!
外部に目をやると、背面側に小物用ポケットが1つ付属する。
「バックパックの弱点」とも言える小物へのアクセス性の低さを補う仕様。
特にポケットが少ない夏季には、スマホなどを入れるのに重宝しそうだ。
外観上のポイントにもなっているのが、被せ式フタのフック部。
フックの金具形状は独特で、本体側の「レザー製の帯状部品」に引っ掛ける形態となる。
あまり見慣れない形状の金具だけど、シンプルに開け締めができる形態となっていて便利。
全体的に外観のシンプルさと軽快な使用感を両立していて、よく考えられた構造だと感じた!
レザー部の「仕上げ」の質感
ブランドを通した「素材使い」の特徴ともいえるヴィーガンレザー。
プローペルにもふんだんに使われているけど、細かな部分の仕上げには丁寧さを感じた。
特に被せ式のフタや強度パーツなどの革が貼り合わされた部分の仕立ては、なかなか良い。
(合成皮革だけど)ヌメ革っぽいハード感が表現されているし、外周部(コバ)の染料の色もピッタリ合っている。
(染料仕上げだけど)磨いて仕上げたような滑らかな仕立てになっていて品位を感じる。
細かなパーツの仕上げの良さは、ガストンルーガ製品の魅力の1つだと感じた!
レザーの色味は、濃色系の方がオススメ
ただし、ヴィーガンレザーの質感そのものが「本革と見紛うレベル」かと問われると、そうでもないというのが正直な感想。
特に今回レビューした「ブラウン」は、ヌメ色に近いオレンジ系のカラー。
本革でもそうだけど、革質は淡色系の方が「アラ」が目立ちやすい。
それを承知の上で「ブラウン」を選択したわけだけれど、(前述したように)「貼り合わせ部分」は想像以上の質感だけど、「1枚で使っている箇所」は、ヌメ革っぽい質感ではないかな…。
1枚だと柔らかい感じの材料なので、(良くも悪くも)「エコレザーっぽさ」がある。
自称「革マニア」としてのポジショントーク(?)も含むけど、「レザーの質感を理由に選ぶ製品」ではないかも。
基本的にはファッション性で選ぶ製品だと感じたけど、レザーの質感にもこだわりたい方にはブラックなどの濃色系のカラーをオススメしたい。
一般論なのでやや無責任な書き方にはなるけど、濃色の方がシックで高級感が出る色味ではある!
フィット感が高くはない、ショルダー部の構造
最後に、ショルダーベルトは昔ながらのシンプルな構造。
ショルダーパッドが入っているわけではないし、本体との取り付け部の構造もシンプル。
写真では分かりづらいけど、(のように)ショルダーベルトはやや長めに設定して「本体がやや下にくるように背負う」のが、プローペルの正しい背負い方だと感じた。
「ショルダーベルトの肩当たり箇所」が最適化されるので背負い心地が良いし、外見的なバランスも良い。
逆に言うと、のグレゴリーのデイパックに代表されるような「身体にフィットさせることで、身体にかかる荷重を分散する」設計ではない。
まあプローペルは「背嚢(のう)」と呼んでいた時代の製品に近い「昔ながらのスタイル」が見どころの製品。
そういうものだと割り切り、普段は片掛けして持つのもオススメではある!
まとめ:気負わずに使いたい「エバーグリーンさ」
今回は、北欧発のバッグメーカー・ガストンルーガ (Gaston Luga) のプローペル (Pråper) をサンプルレビューした。
カジュアルな服装に溶け込むデザイン性
機能的なポケット配置とディテール
レザー部の「仕上げ」の質感
レザーの色味は濃色系がオススメ
フィット感は高くないショルダー構造
基本的に「若者向けのレトロ感」がウリの製品。
だけど見方を変えれば、それが「オジサンも使えるエバーグリーンさ」 でもある点が面白い。
若者の方を向いたブランドだけど、エシカル性とかサステナビリティを謳う姿勢も現代的。
「ロハス」などの言葉が流行った筆者の若かりし時代は、「環境にお金を出すとかは、お金持ちの趣味でしょ」みたいな空気もあった(?)けど、時代は変わったんだなと感じる。
ファッション的な面だけでなく「現代の空気」を感じるという意味でも、オススメしたい製品。
下記に割引クーポンもあるので、気になる方は公式サイトをチェックされたい!
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ガストンルーガ プローペル バックパック
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