こんにちは、物欲紳士です。
今回は喫煙具について書きたい。
今回は、携帯灰皿について紹介。
この記事でレビューするのは、ウインドミル (Windmill) の定番製品、ハニカム3。
携帯灰皿を「お守り替わり」に持ち運ぶ方
携帯灰皿にコスパを重視しつつ、スマートさも求めたい方
まずはブランド(ウインドミル)と、この灰皿のアウトラインを見ていきたい!
ブランド(ウインドミル)と、製品(ハニカム3)について
ウインドミル (Windmill) について
ウインドミル (Windmill) は、東京は上野の喫煙具・雑貨のメーカー、商社。
1920年創業。
ウインドミル (ホームページへ、外部リンク)
オリジナルブランドの製品だけでなく、ロンソンやカランダッシュなどのライセンスも保有していて、他ブランドの喫煙具も販売。
日本の老舗喫煙具メーカーの1つと言えるだろう。
ハニカム3(携帯灰皿)について
ハニカム3 (Honeycomb-3) は、そんなウインドミルの、携帯灰皿のベストセラー製品。
メタリックな雰囲気の外観だけど、ABS樹脂素材の灰皿だ。
スリムな外観と軽さが特徴、中国製。
この携帯灰皿の良い点と、イマイチな点をチェックしていきたい!
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ハニカム3の良い点・イマイチな点
本題に入る前に、筆者の携帯灰皿の使用環境について触れておく。
筆者の喫煙スタイルだけど、喫煙本数は1日半箱(10本)程度。
場所は自宅か外出先のどちらかになるけれど、基本的に灰皿のない場所では喫煙しない。
…なので、携帯灰皿は一応不要ということになるけれど、それでも灰皿が設置された喫煙場所がないという「不測の事態」は起きうる。
そんな状況に対する「お守り代わり」として、携帯灰皿を携行するという感じだ。
生活スタイルによっては、日常的に携帯灰皿を利用する方も多いだろうけど、筆者はそれほど多用しているわけではない。
ゆえに耐久性を第1に考えているわけではない点はご注意いただきたい。
ちょっと前置きが長くなったけど、ウインドミルのハニカム3を日々持ち歩いている上での良い点・イマイチな点は、下記の通り。
スキットルを思わせる、スリムでお洒落なデザイン
樹脂製だけど質感と耐久性は問題なし
灰のニオイが漏れない遮蔽性の高さ
まずまずなコストパフォーマンス
容量(6本まで)は、もう少し欲しい
以下にて、それぞれについて解説していきたい!
ハニカム3の良い点
スキットルを思わせる、スリムでお洒落なデザイン
第1にお気に入りの点は、スリムで携帯性が良いだけでなく、お洒落な感じもあるデザイン。
外観的には携帯用のウイスキーボトル(いわゆるスキットル)を模したデザインだと言えそうだ。
カジュアルな鞄はもちろん、ブリーフケースなどのマチが薄いバッグに入れても嵩張らないので携帯性が良い。
意識して作られたものかどうかは知らないけど、結果的に筆者のような「お守り代わり」の携帯灰皿ユーザーのニーズにマッチしたデザインだと感じる。
樹脂製だけど、質感と耐久性は問題なし
本体の質感について。
メタリックな雰囲気のハニカム3だけど、材質は金属ではなく、樹脂に塗装を施したもの。
「樹脂の塗装」というのは技術的なレベルによる仕上がりの差が大きく、イマイチな質感の製品も結構存在するけど、この灰皿の質感は、日用品として全く問題ない。
さすがに1000円くらいはする製品なので、安い製品とは違うということかも。
耐熱性について。
素材のABS樹脂だけど、材料の耐熱性はだいたい100℃前後。
樹脂としては高くもない低くもないけど、「さすがに灰皿にしたらダメなんじゃね?」とも思える。
だけど結果的には、(「お守り代わり」としてならば)「すぐに変形して使えなくなる」ということはなくて、耐久性面でも問題はない。
ちょっと不思議ではあるけど、独特な「ハニカム構造」が効果を発揮している可能性が高そうだ。
蜂の巣のような穴に吸い殻を入れると、遮蔽されて消火される、というのがハニカム構造。
素早く消火できるので、灰皿の中で火が残り続けて素材が高温になる、ということが起きづらい。
さらに「ハニカム部分」は樹脂が肉厚。
1000℃近い灰に触れても「素材が耐熱温度を超え、溶けてしまう」ということにならないのかも。
ちょっと理系っぽい話になってしまったけど、「独特な構造」→「樹脂でも高い信頼性」→「安価に作れる」みたいな、結構良い発明になっていそうな面白い灰皿なのだ。
灰のニオイが漏れない、遮蔽性の高さ
携帯灰皿として、筆者が最も重視するポイントは「灰のニオイが漏れない」こと。
非喫煙者の方には伝わりづらいけど、「タバコの香りは良いけど、灰のニオイはイヤ」というのが、喫煙者の心情。
非喫煙者の方に近いレベルで、「持ち物から吸い殻のニオイがする」なんてのは嫌なもの。
その点、コンビニで良く売っている、ベーシックな携帯灰皿は、遮蔽性は良くない。
時々使っている人を目にするけど、正直に言って「よく使ってられますね」と思う
話が逸れたけど、この点でもハニカム3の遮蔽性は、日常使いに問題ないレベル。
特に遮蔽用のパッキンが仕込まれているとかいうわけではないけど、開口部の隙間が小さい設計の上にフタにはバネが仕込まれているので、粒子状の灰も漏れづらいのだと思う。
まずまずなコストパフォーマンス
先ほど述べたように、この灰皿は樹脂を成形して作られた製品。
素材の樹脂はコストも安く、成形という製造法も安価に大量生産が可能。
このような材料・製造法のコスパから考えると、「1個1000円チョイ」という金額は殊更安いわけでもない。
それでも「タバコ2箱分くらい」だと思えば、まずまずのコストパフォーマンスだと言えそうだ。
「コスパ抜群」とも言えないからこそ、上で述べたような樹脂製品としてはしっかりとした完成度を実現している。
品質とコストパフォーマンスのバランスが取れた製品だと言うことができそうだ。
イマイチな点
容量(6本まで)は、もう少しあると嬉しい
本体サイズと「ハニカム構造」という独特な形状ゆえ、一度に収納できる吸い殻の数は6本まで。
これは、「仕事柄、灰皿のない外で喫煙することが多い」という方にとっては、結構キツい本数だと思える。
筆者のように「お守り代わりに携行する」のであれば問題はないけど、吸い殻を掃除する頻度が増えてしまうのは面倒ではある。
仕方がない部分ではあるけど、もう少し本数が多いければより嬉しいかも。
やっぱり「携帯灰皿をそれほど多用はしない」という方に向いた製品だと感じる。
まとめ:吸い殻のポイ捨てはやめましょう。
この記事では、コスパにも優れてちょっとお洒落な携帯灰皿、ウインドミル (Windmill) のハニカム3 (Honeycomb 3) についてレビューしてみた。
スキットルを思わせる、スリムでお洒落なデザイン
樹脂製だけど質感と耐久性は問題なし
灰のニオイが漏れない遮蔽性の高さ
まずまずなコストパフォーマンス
容量(6本まで)は、もう少し増えて欲しい
総合評価 ★★★★☆
デザイン ★★★★★
使用時に引き立つ「お洒落感」
機能性 ★★★★☆
灰の遮蔽性は問題ない。容量が少なくて☆1つ
使用感 ★★★★★
樹脂製にも関わらず、良好な消火性はさすが
価格 ★★★★☆
個人的にはまずまず。「樹脂製灰皿に1000円」は評価が分かれる?
耐久性 ★★★☆☆
樹脂製だから不安はあるも、実際には問題はない
その他 特になし
最近はさすがにほとんど見かけなくなったけれど、吸い殻のポイ捨てはモラル的に好ましくない。やめましょう。
近年は喫煙場所も整備され、日常生活の中で「喫煙可能場所ではあるが、灰皿がない」というシチュエーションも少なくなったけど、それでも「不測の事態」に度々遭遇するのが現状だろう。
そんな時のに備えて、あると便利なのが本品。
それほど嵩張る品ではないのも良い。愛煙家ならば愛用品に加えてほしい、オススメの携帯灰皿なのだ
★(おまけ)自作のハニカム3、製品のデータ
ちなみに筆者が普段持ち歩いているのは、ベルギーの銘革・ルガトショルダーを巻いた自作品。
革を切って接着剤を貼り付けただけだけど、革の模様も綺麗でお気に入り。
同じモノは売ってないけど、イタリアの著名な革・ミネルバボックスを巻いた製品もある。
モノにこだわる方には、下の製品もオススメ。
それほど高価ではないのも、ポイントが高い。
(★おまけ)製品のデータ
ブランド ウインドミル(Windmill)
製品名 ハニカム3 (Honeycomb-3)
スタイル 携帯用灰皿
素材 ABS樹脂
色 シルバー
製造国 中国
価格 1,200円
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