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こんにちは、物欲紳士です。
今回は、何かと便利なノンアイロンシャツの人気商品について書きたい。
本記事でレビューするのは、はるやま / Perfect Suit Factory (P.S.FA) のi-shirt(アイシャツ)。
まずはブランド(はるやま / Perfect Suit Factory)と、i-shirtの概要について見ていきたい…!
ブランド(はるやま/P.S.FA)と、i-shirtについて
はるやま&P.S.FAについて
「はるやま」とPerfect Suit Factory (P.S.FA) は、はるやま商事が展開する紳士服ブランド&店舗。
「はるやま」は、はるやま商事が運営する紳士服チェーン。1974年創業。
P.S.FAも同社が展開する店舗で、2000年に創業。
まず「はるやま」は、西日本を中心に展開。
首都圏在住の筆者には馴染みがないけど、いわゆる「郊外のロードサイド型紳士服店」という感じなのかな。
Perfect Suit Factoryは、全国展開している都市型店舗。筆者にも馴染みがある。
20代から30代の、若者が主要顧客となる。
「ビジネススーツに対する価値観」にも、実用着としての機能性を重視する捉え方とエレガントさや「格」などを指向する価値観があるだろう。
この対比で言うと、「はるやま」とP.S.FAの製品は、明らかに「前者に該当」する。
実用着として求められる「TPOやファッション性」を満たした上で、「機能性や快適性」を追求している点が、両ブランドの特徴だと言えるわけだ…!
i-shirtについて
i-shirt(アイシャツ)は、そんな「はるやま」とP.S.FAのベストセラー製品。
何と累計850万枚(!)の売り上げを誇る、同社の「看板商品」とも言える化繊シャツになる。
i-shirtの主な特徴として挙げられるのは、下記の3点。
① W&W等級で「5級」を誇る、最高レベルの形状安定性
② 驚異的な吸水速乾性
③ ストレッチ性が高くストレスフリーな着心地
まず ①形状安定性 について。
i-shirtは、業界唯一の最高レベル(5級)のノンアイロン性能を誇る製品。
事実上、「完全ノンアイロン」認定を受ける唯一のシャツだと言っていい。
例えば、筆者が「普段用のシャツ」として愛用しているユニクロのスーパーノンアイロンシャツ(綿シャツ)の場合、同等級で「4級」の性能。
ユニクロでも実用的に問題は感じないけど、i-shirtはさらにその上を行っているわけだ。
さらに「洗濯後、50分で着用可能」を謳う ②吸水速乾性 や、スポーツウェア譲りの ③ストレッチ性の高さ を備える点も見どころ。
このような特色の「秘密」は、専用開発のポリエステルニット生地にある。
(綿と比較すると)高性能な形状安定加工が可能で、速乾性も高いのがポリエステル生地の特長。
「ストレッチ性の高さ」もポリエステルの特長だけど、i-shirtでは「ニット編み」にすることで、より高いストレッチ性を実現しているわけだ!
以上をまとめると、「化繊生地の良さ」を極めたシャツだと言えそうなのが、はるやま/P.S.FAの「i-shirt」。
驚異的としか言いようがない販売枚数も、ひとえに「シャツはすべて、i-shirtで揃える!」という勢いのリピーターの多さゆえなのかもしれない…!
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はるやま/P.S.FAの「i-shirt」:良い点と、イマイチな点
さて、そんなこんなで筆者も愛用中の i-shirt(アイシャツ)。
筆者は都合2枚保有。1枚はベーシックな「白のレギュラーカラー」で、他方はややカジュアルな「サックスのボタンダウン」。
普段着やビジネス用途に、便利に活用している。
日々愛用する上で感じる i-shirtの良い点とイマイチな点は、下記の通り。
噂に違わぬノンアイロン性能の高さ
「シャツっぽさ」のないストレスフリーな着心地
豊富に揃う製品バリエーション
入手性とコスパの高さ
「装飾的すぎるデザイン」が多い
色味は「青系」がオススメ
ステッチの質感に残る「化繊っぽさ」
できれば「畳まずに保管」したい
店舗だと「買い間違え」が発生する懸念も…
以下にて、それぞれについて説明していきたい!
噂に違わぬ、ノンアイロン性能の高さ
まず、「本品の1番の見どころ」とも言える形状安定性について。
i-shirtは、噂に違わぬノンアイロン性能の高さを誇る。
洗濯直後の、洗い上がりの状態を見てみる。
まず、襟やカフスなどの、「生地が重なった部分」の仕上がりは完璧。
一方で、本体や袖などの「生地が1枚で、保形性に劣る部分」は、ややシワ残りがあるのも見て取れる。
次に、洗い上がり状態のシャツを実際に着用してみたのが、の写真。
シャツ単体ではややシワが見えるけど、「着用に伴うシワ」ともみなせるレベル。
ジャケット等を着てしまえば、ほぼ目につかなくなる。
…なお、今回「身頃や袖にシワが残った理由」だけど、筆者による保管方法の問題も大きいと感じている。
(詳しくは後述するけど)「クリーニングと同等の状態で着用したい!」という方は、保管の方法にも気を配った方がよさそうではある!
「シャツっぽさ」を感じない、ストレスフリーな着心地
i-shirtに関して、意外と(?)筆者的に評価が最も高いポイントなのが「着心地」。
「シャツ」というより「寝間着」に近いと感じるほど、ストレスフリーな着用感だと感じる。
理由は、専用開発された生地の「肌当たりの柔らかさ」と「伸縮性の高さ」。
化繊のシャツ生地を綿のそれと比較すると、「肌当たりのソフト感に欠ける」点が、難点の1つだったよう思える。
そんな理由から、化繊シャツを敬遠していた方も多いだろう。
そのような方にこそ、ぜひ試していただきたい!のが本品。
「スポーツウェアのジャージに近い感覚」で肌当たりは柔らかく、伸縮性もあるので「シャツっぽい着用時のストレス」とは無縁。
外回りの営業とか、「スーツを着ながらも動き回る」という方にもピッタリだろう。
他のビジネスウェアで例えるなら、「見た目は革靴だけど、履き心地はスニーカー」みたいな製品にも近い。
賛否両論にはなるけど、(おそらく)リピーター率が高い理由として、「着心地が病みつきになる」点が大きいのだろうとは感じる!
豊富に揃う、製品のバリエーション
紳士服チェーンの定番商品らしく、i-shirtはサイズ&色柄も含め、豊富な製品展開を誇る。
ボディは「レギュラー」「スリム」の2種類。
標準的なサイズだと、首回りに付き2種類の裄丈から選べるモデルが多い。
その上で、生地&デザインのバリエーションはメチャメチャ豊富。
大手チェーンの製品らしく、多様な需要に応えられる製品展開が自慢だ。
「生真面目な1枚」だけでなく「さりげなくお洒落な1枚」も手に入る点は、i-shirtのバリエーション展開の強みと言えるだろう!
入手性とコスパの高さ
入手性とコスパについて。
まず、i-shirtは「はるやま」と「P.S.FA」の各店舗だけでなく、ブランドのECサイトや大手ECサイト(Amazonとか楽天)でも入手が可能。
定価は4000円台~6000円台と開きがあるけど、ECサイトで購入の場合、基本的には割引価格で入手可能だ。
だいたい3000円台から購入可能で、お財布にも優しい点が見どころだ。
この物価高の時代、嬉しいポイントではあるのかな。
「シャツは試着なしで、サイズのみで購入可能」な方は、ECサイトでの購入もオススメ。
(別製品のレビュー記事にはなるけど)手持ちシャツでのサイズの測り方も参考にしてほしい…!
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「装飾的すぎるデザイン」が多い点
以下では、イマイチだと感じる点や注意事項についても見てみたい…!
第1のポイントは、「良い点」で挙げた「バリエーションの豊富さ」の裏返し。
なおかつ「完全なる筆者個人の趣味の問題」でもあるけど、i-shirtのデザインや柄の展開には、「装飾的すぎるデザイン」が多すぎる?とは感じる。
こんな感じのシャツって、'00年代くらいの「クラシコイタリア」ブームで流行した。
…だけど現在では、「シャツで主張しすぎる」のはあまり流行らない(と思う)。
「高級品で身を固める」必要は必ずしもないけど、「シンプルなモノを合わせる」のが、スマートな着こなしのコツ。
「装飾的なシャツは、(今日的には)コーデ難易度が高い」ことは、覚えておいて損はないだろう!
色味は、(まずは)「青系」がオススメ!
それと「色柄」に関してついでに言うと、綿のシャツとは「白」の色味がやや異なる点も、注意したいポイント。
前述したように、i-shirtはポリエステル繊維を原料とするシャツ。
綿素材のシャツと比較すると、「オフホワイト」の色味が青っぽいのが特徴になる。
その理由だけど、天然の綿花の場合、原料の段階では「ベージュ色」をしている。
製糸して脱色することで「白になる」わけだけど、わずかに黄色っぽさが残るわけだ。
化繊素材の場合、のような事情がないので「青っぽく見える」のだと思われる。
最も汎用的なのが「白シャツ」なのは論を待たないけど、「化繊っぽさ」が目立つ色味でもあるわけだ…。
i-shirtの場合、逆にオススメしたいのがサックスブルーなどの「青系」の色味。
「繊維の地の色」に黄色っぽさがないためか綿シャツよりも色味が綺麗だと感じて、お気に入り。
お試しで購入してみるなら、まずは「青系にトライしてみる」のがオススメ。
気に入ったら順次、白系にもトライすれば「失敗する確率」を減らせるだろう!
ステッチの質感に残る「化繊っぽさ」
「綿系のシャツとの違い」という観点で言うと、(細かいけど)ステッチの質感の違いも、気になると言えば気になる。
縫い目をよーく見ると、ステッチが「生地により食い込んでいる」印象を受ける。
綿生地(写真右)の場合、よりフラットな仕上がりになるよね…。
ステッチの仕上がりが異なる理由も、おそらくは生地の「ストレッチ性の高さ」ゆえだと思う。
生地の面方向だけでなく、厚み方向にも弾力性があるのだろう。
本人以外には分からない差異だとは思うけど、ちょっとだけ気になるのは事実かな。
可能なら「畳まずに保管」したい!
それと、前項でも述べた「洗濯後のシワ残り」について。
i-shirtは、W&W等級で最高レベルの「5級」を誇る形状安定シャツ。
基本的にアイロンは不要(というか非推奨)だけど、畳んでタンス保管する場合、畳みシワはそれなりに残る。
どちらかというと「洗濯後のシワ残り」よりも「畳みシワ」の方が気になるわけだ。
…というわけで、可能なら「洗濯後はハンガーに吊るしたまま保管する」など、畳まずに保管できるようにした方がベタ-ではある。
…筆者のような「物欲コヤジ」の場合はちょっと難しいけど、スペースの都合さえ付けば家事を合理化できる方向ではある!
店舗だと「買い間違え」が発生する懸念も…
最後に指摘したい「イマイチな点」は、「豊富な製品バリエーション」の裏返し。
i-shirtは、ボディタイプや襟型に加えてデザインも豊富に揃う。
さらに「サイズの違い」もあるわけで、製品の型数は膨大な数にのぼる。
「このシャツと同じものを買い足したい!」となっても、店頭だと「どれを買ったんだっけ??」となってしまう可能性も高いわけだ。
シャツの場合、個人的にはECサイトでの購入もオススメではある。
基本的に「(試着をせずに)サイズだけで購入できる商品」でもあるし、ECサイトなら購入履歴も参照できる。
「勘違いして、微妙に異なるモノを購入してしまった…」といったミスを防げるわけだ。
「店舗で実物を見る」良さもあるけど、ネットショップを上手に活用するのもオススメだ…!
まとめ:「綿シャツとは別カテ」だと捉えたい1枚!
今回は、通算850万枚(!)の売り上げを誇るモンスター商品、はるやま/P.S.FAのi-shirt(アイシャツ)について書いてみた。
噂に違わぬノンアイロン性能の高さ
「シャツっぽさ」のないストレスフリーな着心地
豊富に揃う製品バリエーション
入手性とコスパの高さ
「装飾的すぎるデザイン」が多い
色味は「青系」がオススメ
ステッチの質感に残る「化繊っぽさ」
可能なら「畳まずに保管」したい
店舗だと「買い間違え」が発生する懸念も…
ポイントを振り返ると「綿シャツっぽくないのが微妙」っぽい切り口が多くなってしまった気もする…。
我ながら「頭が固すぎた」ような気も(?)するけど、どうだっただろうか!
見た目は「同じドレスシャツ」だけど、i-shirtは綿製のシャツとは異なる「良さ」を持った製品。
「綿シャツとは異なる価値基準」で評価をしても、バチは当たらない気もするのだ。
ある意味で、かつては「漫画・アニメは子どものためのモノ」「ゲームは子どもがするモノ」と言われていたことにも似ているのかも?しれない。
「ドレスウェアは、天然素材が神」みたいな価値観って現在も根強いけど、そうした価値観も、長期的には変化していく可能性もあるわけだ。
i-shirtは、そんな「将来的なメンズウェアへの、価値観の変化」の可能性を感じさせてくれる1枚だと感じた!
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