フルトンのナイツブリッジ2(外観)

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【普段使いに】フルトンの雨傘、ナイツブリッジ2【使いやすい】

こんにちは、物欲紳士です

あと少しで梅雨明け、な今日この頃。
若干の「先取りできてない感」は否めないけど、今回は筆者愛用の傘のうち、最も使用頻度が高い1本をご紹介したい。

フルトンのナイツブリッジ2(外観)

今回ご紹介したいのは、フルトンナイツブリッジ2

まずはブランド(フルトン)と、この傘の概要について見ていきたい!

ブランド(フルトン)と、ナイツブリッジ2について

フルトン (Fulton) について

フルトン (Fulton) は、英ロンドンの傘・レイングッズのブランド。
1956年創業。

丸善のコウモリ傘(参考)

(★写真は他社製品です)

「紳士の国」として知られる英国。
「紳士」のイメージと言えば、上のような「細巻きのステッキ傘」。

英国には歴史のある傘メーカーが数多く存在するけれど、戦後に創業したフルトンは後発ブランドな点が特徴と言える。


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フルトンの製品ラインナップの中で、最も有名なのは上写真のバードケージ (Birdcage) と呼ばれるモデル。
ビニール素材を使い、(名前の通り)鳥カゴのような形をしたフェミニンな雰囲気のデザインが特徴。

バードケージは英エリザベス女王が愛用されていることでも有名で、フルトンは女王陛下のロイヤルワラント(王室御用達)を保持している。

フルトンのナイツブリッジ2(ブランドロゴ)

英国内の名門傘ブランドが歴史的な背景もあってか、「19世紀然とした男性向けモデル」のイメージが強いのに対し、フルトンは比較的カジュアルかつ、レディースモデルのイメージが強い。

こういったイメージの差異は、ブランドとしてのフルトンの特徴の1つだと言えそうだ。

ナイツブリッジ2 (Knightsbridge-2) について

他の英国傘には見られないモダンさと(良い意味での)カジュアル感が特徴の、フルトンの傘。
当然だけど日常向けの傘メーカーとして、メンズモデルもラインナップしている。

フルトンのナイツブリッジ2(外観)

今回のナイツブリッジ2 (Knightsbridge-2) は、フルトンの(前述したバードケージとは異なった)「『良くあるデザイン』のメンズ長傘のスタンダード」と言えるモデルだ。

余談だけど、「ナイツブリッジ」とは覚えづらい単語だけど、ロンドン中心部の商業地区の地名。
日本風に言えば「銀座-2」みたいなネーミングだと考えると、しっくり来るかもしれない。

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フルトンのナイツブリッジ2:良い点と、イマイチな点

筆者はこの傘を日常使いに多用していて、黒無地とネイビーストライプ、2色を使用。
古い方(ネイビー)は、かれこれ8年程度は愛用している。

フルトンのナイツブリッジ2、ネイビーストライプ(外観)

この傘をそれなりの期間、使用してきた上での良い点・イマイチな点を挙げると、下記の通りとなる。

魅力的な点

良い意味でカジュアル感のある、太巻きのデザイン
樹脂製のシャフト・骨を採用、軽量ながら風雨に強い
日常に便利なジャンプ式、操作ボタンも使いやすい
英国的なセンスが感じられる細部のデザインと配色

イマイチな点

経年劣化によるベタ付きが気になるグリップ部の塗装
巻き取り用のバンド紐は、もう少しだけ短くしてほしい

以下にて、上記それぞれについて順に説明していきたい!

ナイツブリッジ2の魅力

良い意味でカジュアル感のある、太巻きのデザイン

「英国の紳士傘」というと、探偵ドラマなどでも見る「ステッキ然とした、細身のコウモリ傘」のイメージが強い。

英国傘(イメージ)

(★写真は他社製品です)

こんな感じのやつね。
これはこれでスーツスタイルには雰囲気があって、個人的には好みでもある。

…だけど、日常的に使うのには「スタイリッシュすぎる」「デザインが過剰」という側面があるのも事実。

フルトンのナイツブリッジ2(外観)

ナイツブリッジ2の良さは、英国傘ながら「細身でスタイリッシュすぎる」ということがなく、普段使いにも適した「カジュアル感」がある点だと思う。

フルトンのナイツブリッジ2(スーツと合わせる)

…とは言えきちんとした傘なので、無論スーツなどに合わせても、貧相に見える心配は無用。
現代での着こなし・TPOに、幅広く応えてくれる雨傘だと言えそうだ。

グラスファイバー製のシャフト・傘骨を採用、軽量ながら風雨に強い

構造面でも、現代の傘らしい素材を採用している。

フルトンのナイツブリッジ2(シャフト)

シャフトは樹脂製。
カーボンファイバーっぽい織り込み模様があるけど、素材の詳細は不明…。
軽量で、強度的にも安心感がある。

フルトンのナイツブリッジ2(傘骨)

写真では分かりづらいけど、生地を支える傘骨も、樹脂(グラスファイバー)製。
昔ながらの金属製よりも柔軟性があって、風雨に強い。

重量は約530g。
傘の生地はさほど軽量化しておらず、厚みとハリがある。シャフトも適度に太い。
このため「驚くほど軽い」というほどではないけど、耐久性と重量感のバランスが取れていると感じる。

風雨でも骨が折れたり、生地が破れる心配が少なく安心して使用できる点は、ポイントが高い。

日常に便利なジャンプ式、操作ボタンも使いやすい

フルトンのナイツブリッジ2(手元)

グレー色の開閉ボタンは大きく、操作しやすい

この傘の開閉方式はジャンプ式
手元と一体化された操作ボタンも大きく、扱いやすい。

ジャンプ式の傘って「小学生御用達」な印象(?)もあって、この価格帯(5000円以上)の製品では、やや珍しいかもしれない。

「誤動作する可能性」や「傘をゆっくり開けない」(周囲に雨滴が飛ぶ懸念がある)点が、紳士淑女に忌避される理由ではありそうだ。

フルトンのナイツブリッジ2(外観)

結論から言うと、この傘は上記のような「ジャンプ傘のネガ」を払拭できているわけではない
けれど、「片手で傘を開閉できる」点は、やっぱり手動開閉式の傘にはない利点。

ビジネスでもカジュアルでも、「慣れるとやっぱり便利」なのがジャンプ傘でもあるわけだ。

英国的なセンスが感じられる、細部のデザインと配色

「典型的な英国傘」らしくはないフルトンのメンズ傘だけど、ディテール(特に配色)には、しっかりと英国のセンスが感じられる点も面白い。

フルトンのナイツブリッジ2(外観)

個人的に特にお気に入りなのが、ネイビーストライプのモデル。

ストライプというパターン自体が英国人好みでもあるし、かつ「ネイビーに黒を合わせる」というのは「英国人らしい」配色でもある。

「アズーロ・エ・マローネ」(青と茶)というイタリア語が近年知られているけど、イタリア等では「紺や青のスーツには、茶靴を合わせる」という色合わせが王道。
ここ日本でも、近年は広く受け入れられている配色だと言える。


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対して英国では、「紺に黒」という配色が、結構好まれる印象がある。
上の「黒外装・紺内装」のお財布にも見られるけど、「ネイビースーツに黒靴」なんて組合せも、英国では一般的。

率直に言って「凄くお洒落」だとは言いがたく、やや堅苦しさも感じる色合わせではある。
けれど柄や配色にも、しっかりと「英国らしいセンス」がある点は、個人的にはお気に入りな部分ではある。

ナイツブリッジ2:イマイチな点

手元部の塗装は、経年劣化によるベタ付きが気になる

最も気になるのは、手元(グリップ)部のラバー塗装(樹脂塗装?)。

フルトンのナイツブリッジ2(手元)

(現在は剥がれているけど)新品状態では滑りづらい艶消し黒の塗装が施されている

現在は変化後なのだけど、経年劣化で新品時の塗装は剥がれ、ベトベトになる

この現象は、旧年式のヨーロッパ車(特にイタリアなどの乾燥地域のクルマ)にも、よく見られる。
欧米の多くの地域では問題ないけど、夏季に高温多湿になるアジア地域で使用すると、塗料によってはほぼ間違いなく起きる現象だと言えそうだ。

なお、塗料は落ちても実用上は特に問題はない。
なので対策としては、ベトつきを感じたらアルコールで塗料を落としてしまうのがオススメ。


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コロナ禍の昨今では、アルコールはどこの薬局でも手に入るアイテムになった。
ササッと拭き取ってしまえば、大きな問題にはならない。

フルトン的には、日本・中国等で拡販をすれば、確実に指摘される現象。
アジア圏を想定した使用環境(例えば気温40℃・湿度90%くらい?)で製品をテストし、問題が起きない塗料に切り替えられれば、こうした問題は起きないはずかなとは思う。

巻き取り用のバンド紐は、もう少しだけ短くしてほしい

「スタイリッシュすぎない点」が魅力のフルトンではあるけれど、傘の生地を巻き取るためのバンド紐は、もう少し短くしてほしいと感じる。

フルトンのナイツブリッジ2(外観)

適当に巻くと、下写真(青ストライプ)のような「ズン胴シルエット」になり、ちょっと美しくない

恐らく、適当に巻いても巻き取れるよう、紐を若干長めにしているのだと思う。
が、適当に巻きすぎると傘のフォルムがズン胴すぎる、上写真のような「小学生男子の傘」状態(?)になってしまう。

英国人的に「これってOKなのか」どうかは知らないけど、筆者的にはちょっと美しくないと感じてしまう。
紐があと5〜10mmくらい短いと、もう少し美しく巻けるのだけど…と、残念に思うことがある。

まとめ:「洋傘の国」らしい1本を、あなたの日常に!

今回は、「モダンな英国傘」のブランド、フルトンらしさ全開の男性傘、ナイツブリッジ2についてレビューしてみた。

フルトンのナイツブリッジ2(外観)

ポイントのおさらい

良い意味でカジュアル感のある、太巻きのデザイン
カーボンシャフトや樹脂性の骨を使用し、軽量ながら風雨に強い
日常に便利なジャンプ式、操作ボタンも使いやすい
英国的なセンスが感じられる細部のデザイン・配色
経年劣化によるベタ付きが気になるグリップ部の塗装
巻き取り用のバンド紐は、もう少しだけ短くしてほしい

ナイツブリッジ2の良い点は、「カジュアルの名品」とされる他の英国製品にも似た「英国らしいセンス」と「適度な野暮ったさ」(格好良すぎない)に加え、「実用性と耐久性」を兼ね備えている点にある。

いわゆる「名品たち」と同レベルの知名度はないのも事実だけど、英国はやはり洋傘の先進国。
英国傘のレベルの高さを存分に味わえる、現代での日常使いに最適な1本だと言えるだろう。

フルトン 雨傘 長傘 Knightsbridge-2 City Stripe G451 ワンタッチ 英国王室御用達


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