カシオのG-ショック、GW-5000-1JF

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【大人のG-ショック】GW-5000-1JFを推す、4つの理由【新製品情報も】

2021年4月29日

こんにちは、物欲紳士です

筆者が大好きな「角型のG-ショック」(ORIGINシリーズ)。
今回は愛用品の中からシンプルながら【大人のG-ショック】GW-5000-1JFを紹介したい。

カシオのG-ショック、GW-5000-1JF(着用時)

この記事のポイント

GW-5000シリーズの魅力(とイマイチな点)
新モデル (GW-5000U-1JF) について

まずはブランド(カシオ・G-ショック)と、この腕時計の概要をチェックしていきたい!

ブランド(カシオ、G-ショック)と、GW-5000-1JFについて

カシオ (Casio) について

カシオ・ロゴ

カシオ (Casio) は、日本の電機メーカー。1946年に創業。
計算機(当時はアナログ式)から始まり、電子計算機などのデジタルデバイス事業に進出。

現在では電子辞書や腕時計などの民生機器も手掛ける。
総合電機メーカーにはない特徴のある、「ちょっと尖った電子機器メーカー」だ。

G-ショックについて

G-ショック (G-Shock) は、そんなカシオを代表する腕時計ブランド。
1983年誕生。

G-ショック、ロゴ(パッケージ)

「壊れない時計」のコンセプトを具現化するため、当時としては独創的な設計思想・デザインを発明。
さらに独自の(ヘンテコな?)設計思想を守り続け、国産腕時計としては稀有な「孤高のブランド」を築き上げることとなった。

G-ショック(イメージ)

カシオ製品らしい独自性が息づくだけでなく、人々の生活に根ざした機能性・実用性がある腕時計だと言えるだろう。

G−ショックについて は、他製品もレビューしている。
合わせて見てほしい!

GW-5000-1JFについて

40年近い歴史の中で、数多くの名作があるG-ショック。
この記事で取り上げるGW-5000-1JFは、最もG-ショックらしい樹脂外装・角型デザインを踏襲しつつ、随所に高級な仕上げを施した上級モデル

2009年発売のロングセラーモデルでもある。

カシオのGW-5000-1JF(外観)

そんなGW-5000-1JFの特徴は、以下の通り。

GW-5000-1JFの特徴

シックにまとめられた外装デザイン
 樹脂外装にメタルケースを採用
裏蓋は黒染め (DLC) 処理がされたスクリューバック
電波ソーラー機能「マルチバンド6」を採用

カシオのG−ショック、GW-5000-1JF(外装)

黒・グレーを基調とし、アクセント色を配さずにシックにまとめられた外装デザイン
樹脂外装でありながら、メタルケースのために感じるズッシリとした重量感
裏蓋も信頼性の高いスクリューバックを採用し、黒系のシックな色合い。

オリジナルモデルの角型・樹脂外装のデザインをリスペクトしつつ、【大人のG-Shock】と呼ぶにふさわしい、一段上質な仕上げが施された1本だと言えそうだ

なお、外装もメタル化を果たした近年のモデルについては、下記でレビューしている。
合わせて見てほしい…!

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GW-5000-1JF:良い点と、イマイチな点

そんなシックな1本・GW-5000-1JFを、筆者は6年ほど愛用している。
その上で感じる、オススメなポイント・イマイチな点は、下記の通り。

カシオのG-ショック、GW-5000-1JF(着用時)

GW-5000の魅力

大人心をくすぐる、渋さ溢れるデザイン・仕上げ
「電波ソーラー」+「マルチバンド6」+「オートELライト」の実用性
重量感はあるが、良好な装着感
信頼の日本製

イマイチな点

液晶文字の視認性は良くない

以下では、それぞれについて説明していきたい!

「大人心」をくすぐる、デザインと仕上げ

まずは冒頭でも触れた、シックな佇まいについて。

カシオのG-ショック、GW-5000-1JF(外観)

視認性に優れた(反転液晶ではない)ノーマル液晶に、(赤などの)アクセントカラーを配さず、黒・グレー系でまとめられた外装

カシオのG-Shock(GW-M5610とDW-5600)

【別製品】(左)GW-M5610U-1JF、(右)DW-5600E-1

初代系の赤系・スピードモデルの青系も、もちろんクラシカルな魅力がある。
だけど、アクセントカラーが「ちょっとガキくさい」と言ってしまえばその通り。

カシオのG-ショック、GW-5000-1JF(外観)

黒系の「シック感」は周囲から見て分かりやすくはないけど、「渋さ」を感じさせるポイント

カシオのG-ショック、GW-5000-1JF(裏蓋)

裏蓋は鏡面仕上げが綺麗な、DLC処理が施されたスクリューバック仕様

さらに裏蓋は硬度に優れた "DLC" (Diamond-Like Carbon) 処理を施し、スクリューバック仕様になっている。
通常タイプ(ネジ止め式)と比較して信頼性に優れる上、鏡面仕上げとなっていて外観上も美しい。

「見えないところにも、こだわりがある」点は、「大人心」をくすぐるポイントだと言えそうだ。

「電波ソーラー」+「マルチバンド6」+「オートELライト」の実用性

(GW-5000に限った話ではないけど)「腕時計としての実用性の高さ」も、気に入っているポイント。

まず、採用している機械(モジュール)は電波ソーラーに対応
バッテリー切れには注意が必要だけど定期的な電池交換は不要

電波受信は日本だけでなく、世界6極(日本・北米・欧州・中国)に対応したマルチバンド
さらに世界29ゾーンの地域に対応したワールドタイムに対応し、海外移動時はタイムゾーンの切り替えのみで時刻修正が可能。

海外旅行などのレジャー使用にも、もってこいの腕時計となっている。

カシオのG-ショック、GW-5000-1JF(バックライト)

時計の傾きを検出してバックライトが自動点灯する、オートELバックライトを搭載

個人的に便利だと思うのは、オートELライト
時計を傾けるだけで、暗所ではバックライトが点灯する。

重量感はあるけど、良好な装着感

GW-5000の外装は樹脂。
だけど内部のケース本体はメタル製で重量感がある

カシオのG-ショック、GW-5000-1JF(ベルト)

ウレタンバンドはソフトタイプ。装着感が良い

ウレタン製のバンドは(デザインは他モデルとほぼ共通ながら)ソフトな素材を使用。
柔らかな付け心地で、装着感は良好だ。

G-ショックはバンドも落下時の衝撃吸収材の役割をしているのが特徴。
GW-5000はメタルケースに肉厚なスクリューバックの裏蓋を採用しているので、ソフトなバンドでも落下性能上問題ない、ということだと思われる。

信頼の日本製

気になる人にはポイントとなるのが、安心と信頼の "Made in Japan" だという点。

「日本製品らしい腕時計」G-ショックだからこその、嬉しいオマケポイントではあるかなと感じる。

液晶文字の視認性は良くない

一方でイマイチだと思う点は、液晶フォントの見やすさ

(GW-5000をはじめ)G-ショックの現行モデルの多くは、縦線が横線よりも太い「明朝体」ライクなフォントを採用している。

カシオのGW-5000-1JF(液晶フォント)

GW-5000(左)は、明朝体ライクなフォントを採用。ベーシックなモデル(右)の方が、視認性は良いと感じる

「お洒落なデザイン感」があるのは事実だけど、縦線が太いために文字内部が潰れて見えて、パッと見た時に時刻が読み取りづらいことがままある。

最もベーシックなバッテリー駆動モデルのようなシンプルな書体のほうが、個人的には好みかな。

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まとめ:G-ショックの完成形

今回は伝統をリスペクトしつつも差異化された【大人な仕上げ】が魅力のG-ショック、カシオGW-5000-1JFについてレビューした。

カシオのG-ショック、GW-5000-1JF(外観)

ポイントのまとめ

大人心をくすぐる、渋さ溢れるデザイン・仕上げ
「電波ソーラー」+「マルチバンド6」+「オートELライト」の実用性
重量感はあるが、良好な装着感
信頼の日本製
液晶文字の視認性は良くない

「角型G-ショック」と言えばステンレス外装のシリーズも評判が良いけど、やっぱりスタンダードなのは樹脂外装モデル。

GW-5000は、G-ショックが築き上げてきたスタイルの「1つの完成形」と言っても良い。
大人を目指す or 自認する貴方に、是非オススメしたい1本だ

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(★新製品情報★)GW-5000U-1JFについて

2021年7月に、本記事でレビューしたGW-5000-1JFの新モデル (GW-5000U-1JF) が発売になった。
名前からしてややこしすぎるので、筆者なりに違いについて考察・解説してみたい!

変更点は機械(モジュール)のアップデート

新モデル (GW-5000U-1JF) の変更点は、端的に言うとモジュールを新型に切り替えたという内容。
前段でご紹介した「特徴・魅力・イマイチな点」は新モデルでも不変となっている。

新モジュール (Cal. 3495) の旧モジュール (Cal. 3159) との差異点は以下。

① バックライト色の変更(緑→白)
② バックライトの残照時間設定機能の追加
③ 文字盤の細かい表記の変更

カシオのG-ショック、スーパーイルミネーターとLEDバックライトの比較

左が旧モジュール、右が新モジュール。バックライトが見やすくなった。

旧モジュールではバックライトが青緑色のELライトだったのに対し、新モデルでは白色のLEDに変更
バックライト点灯時によりはっきり見えるようになった。

変更となった理由だけど、(旧来からある)緑色ELライトが今後は安定的な入手が難しくなるからではないか?と、筆者は勝手に想像している。

カシオのGW-M5610U-1JF(文字盤表記)

左が新タイプのモジュールを搭載した GW-M5610U-1JF 、右が旧タイプ (GW-5000-1JF) 。細かいけど緑矢印部の表記が異なる

ほかにバックライトに残照時間の設定機能が追加された点や、文字盤の細かい表記の違い(上写真)もあるけど、大きな差異ではないかな。

これからも購入可能な点が、嬉しすぎる…!

カシオのG-ショック、GW-5000-1JF(着用時)

というわけで【新旧タイプで大きな差異はない】というレポートだった。
それよりも大きなニュースは「2009年発売のGW-5000シリーズがモジュールを切り替えて継続生産される!」という点だったように感じている。

デジタル腕時計は半導体製品
機械式時計などと異なり、半導体部品は技術の流行り廃りによる部材費用の変化が激しい
旧式部品は生産数量が減少して単価が激増するリスクがあり、低価格で長期間製造し続けるのが難しいという側面があるわけだ。

新モジュールへ切り替えたことで、(勝手な想像だけど)最低5年くらいは製造可能な素地ができているはず。
5年と言わず、できれば10年・15年と継続生産してほしい…!
一ファンとして、シリーズが継続されることを素直に喜びたいと思っている!

 

新モデル

[カシオ] 腕時計 ジーショック 電波ソーラー メタルケース スクリューバック GW-5000U-1JF


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白色LEDライトを採用した新型タイプ。

 

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旧モデル

Casio G-Shock 電波ソーラー GW-5000-1JF 腕時計 ブラック


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緑色のELライトを使用した旧タイプ。クラシカルな魅力。
 売り切れ御免です!!

 

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★(おまけ)私物の製品スペック

カシオのG-ショック、GW-5000-1JF(外観)

メーカー   カシオ (Casio)
ブランド   G-ショック (G-Shock)
型番     GW-5000-1JF
材質     (ケース) ステンレス
       (外装)  樹脂
       (バンド) シリコンゴム
サイズ    43 x 49 mm
文字盤色   黒
ムーブメント クオーツ(ソーラー電波対応)
製造国    日本
価格     ¥29,000-
購入年月   2015年春

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