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【紳士靴】宮城興業のカスタム靴、謹製誂靴を試す【ふるさと納税も】

2021年9月6日

こんにちは、物欲紳士です

紳士の憧れ(?)、オーダーメイド。

(結構以前だけど)革靴のイージーオーダーに挑戦したので、本記事ではカスタムした1足を紹介したい。

紹介するアイテムは宮城興業謹製誂靴・「純」(ホールカット)

謹製誂靴をオススメする方

革靴のサイズに悩みがある
「どうしても作りたい仕様の靴」がある方
お得にオーダー靴を作りたい&プレゼントしたい

まずはメーカー(宮城興業)と、ブランド(謹製誂靴)のアウトラインを見ていきたい!

宮城興業と、カスタムメイドシステム(謹製誂靴)について

宮城興業について

宮城興業は、日本は山形県の製靴メーカー。
1941年創業。

(★写真はイメージ)

「和創良靴」をブランドモットーに、日本製にこだわった靴造りを行っている。
国内有数のグッドイヤーウエルト製法の靴メーカーで、国内有名ブランドの製造委託先でもある。

社名が前面に出ることは少ないけど、「みんなの家に1足はあるかも」しれないのが、宮城興業の靴なのだ。

宮城興業 (トップページへ、外部リンク)

謹製誂靴について

謹製誂靴(きんせいあつらえぐつ)は、そんな宮城興業の紳士靴のカスタムメイドシステム。
2004年にサービス開始。

圧倒的なオプション内容を誇る、国内メーカー随一の革靴のカスタムシステム。
その主な特徴を列挙すると、下記のようになる。

謹製誂靴の特徴

基本価格42,900円(税込)からオーダー可能
木型は3種、計59種類の幅広いデザイン
甲革の種類をはじめとした豊富なオプション
22〜30cm、足幅が6段階の豊富なサイズ

価格について

謹製誂靴は税込42,900円から、1足単位でオーダー可能(ブーツ等は除く)。

これは恐らくサービス開始時(2004年)から、税率を除き不変(…のはず)。
定着すると値上げしてしまうサービスも多い中、良心的な価格設定だと言える。

なお詳細は最後に述べるけど、謹製誂靴はふるさと納税で仕立てることも可能

【ふるさと納税】宮城興業のオーダーメイド靴 お仕立券45 1枚 790


テキストと画像クリックで、外部サイトへ ( rakuten.co.jp)

この制度を上手に活用することで「そもそもが良心的な価格設定」なのに加え、実質的にさらにお得に入手することも可能なわけだ…!

条件は年収や諸条件により変わるけど、返礼品(仕立て券)だけで1足仕立てることが可能な場合もあるだろう。

「オーダーする楽しみ」もセットだと考えると、なかなか嬉しく楽しいシステムではある…!

木型・デザインについて

木型はラウンドトゥ (ES) ・チゼルトゥ(セミスクエア、CS)・オブリークトゥ (MD) の3種類

筆者がオーダーしたのは、ベーシックなラウンドトゥの「ES」タイプ

ラウンドとチゼルトゥの2種の木型は、合計47種の基本デザインパターン(!)がある。
HP上はデザインが分かれているけど、どちらの木型でもオーダー可。

★写真は他社製品(オールデンのモディファイド・ラストのVチップ)

オブリーク・トゥのラスト (MD) は、通称 "宮城デン" オールデンから?)とも呼ばれている。
「日本で最も人気の靴ブランド」と言っても良い、米国オールデン社のモディファイド・ラストの木型思想を、カスタムシューズに取り入れた印象の木型。

基本デザインも、米国の靴っぽい雰囲気が漂うのが特徴。

オプションとサイズについて

オプションについては、この記事内では到底書ききれないほど豊富。
サイズも含め、取扱店によって差異がある(?)のも特徴。
所感については、記事後半で述べたい!

今回のオーダー品(ホールカット:純)について

カスタム概要と、この靴をオーダーした理由

この項目では筆者のオーダー品の仕様について紹介していきたい。

スタイル名は「純」
全体のスタイルは、甲革がワンピースの「ホールカット」(Whole-cut) と呼ばれるデザイン。
4年前(2017年)にオーダーしたものになる。

踵部につなぎ目がある以外には一切継ぎ目のない、究極シンプルなデザイン

シンプルな中にも爪先に入れたメダリオンが、この靴でこだわったポイント。

今回の宮城興業の「純」をオーダーするに至った理由だけど、

他社製品


リーガル シェットランドフォックス 057F SF ホールカット
画像クリックで、外部サイトへ ( rakuten.co.jp)

2010年代後半以降、ホールカットの靴は注目されてきた(?)のか、最近はのような他社製品を見る機会も増えた。

だけど購入時(2017年)の時点では、特に筆者のような「足の小さい人間」にとっては「フィット性のある、ホールカットの茶靴」を見つけるのは至難の業だった。

「既製品がないのなら、カスタムオーダーしてしまうのが手っ取り早い!」と考えたのが、この靴をオーダーした理由となる。

詳細の仕様について

概要を見てきたところで、細部について見ていきたい!

甲革と装飾

まず甲革(アッパー)は、標準グレードとなる「国産キップ」ワイン色 (KI-28) を選択。

トゥ部には、アクセントのメダリオンを追加。
唯一の有償オプションで、金額は確か2,000円+税。

メダリオンのデザインも、2種類(3種類だったかな?)から選択可能だった。

トゥの形状

爪先の形状は、ベーシックなラウンドトゥの「ES」タイプ
木型名「ES」の "E" は、恐らく「エッグ」を意味している。

ラウンドトゥの中でも、特に卵型の爪先形状を「エッグトゥ」と呼ぶ。
英国ブランドのチャーチが有名で、基本的はポッテリしたフォルムになるけど、今回は筆者の足が細いこともあって結構シャープな印象に仕上がった

なお、宮城興業のWebページでは、今回オーダーした「純」 (CS-108) は、今回の木型とは異なる「CS」(チゼルトゥ)の製品ラインで紹介されている。
だけど実は、「ES」「CS」で紹介されている計47デザインは、どちらの木型でもオーダーが可能

要するに、Webページに掲載されているのは「メーカー的なオススメ」ということになる。

細足の筆者の場合、シャープなチゼルトゥのタイプを選択すると「トンガリ靴」になってしまうのを懸念したけど、結論的にはこの選択は正解だったと感じている。

ソール・ヒールの仕様

ソールは、スタンダードな革底を選択。

革底の場合、個人的に「靴が馴染んで屈曲できるまでの、爪先の急激な減り」が気になる。
そこで、最初から先端にゴムを付けた仕様を選択した。

ヒールの化粧板は、革底のソールと合わせた半革ゴム

またヒールの側面形状は、接地面にかけて若干テーパーがかかる「ピッチドヒール」にした。

ウエルト・コバの仕様

ウエルト(コバ部の本体側の部品)は、装飾が「平目付」色は「焦茶」
ウエルトとアウトソールのステッチ色は「茶」

接地部にテーパーがかかり、ソールを薄く見せる「ヤハズ」形状のコバ

若干マニアックだけど、コバの仕上げ形状も選べる。
今回はソールの接地部が急激にテーパードしていて、なかなか複雑な形状の「ヤハズ」を選択。

ソックの色

ソック(インナー)の色は「緑」。渋くてお気に入り。
「和創良靴」のブランド刻印入り

サイズ選定

サイズは、測定用のゲージ靴を履いて選ぶ。
今回は「24.0B」という、公式Webページに非掲載の最も細いウィズを選択した。

既定のサイズから選ぶだけでなく、必要なら「のせ甲」と呼ばれる細かなサイズ調整をしたり、左右で異なるサイズを選択することも可能

全体を振り返る

全体的には今回は「初オーダー」なこともあり、有償オプションの部分を絞って半分お試し感覚でトライ、という感じの内容になった。

有償オプションとなったのは、爪先のメダリオン刻印の1箇所のみで、金額にすると2000円+税。
それでも「自分仕様」にできる項目が多くて、なかなか満足の行くオーダーになった…!

宮城興業の謹製誂靴:良かった点と、イマイチな点

こうしてオーダーした「純」(ES-108)について、感想を述べていきたい。
まず、非常にざっくり述べると、ポイントは以下のようになる。

謹製誂靴の良い点・イマイチな点

(良くも悪くも)広範なカスタマイズ内容
サイズへの対応
デザイン面のオプション
取扱店により、扱う仕様が異なる(らしい)
有償オプションの方が断然良い甲革の質感

以下で、各項目について述べていきたい!

(良くも悪くも)広範なカスタマイズ内容

やや意味不明かもしれないけど、以下で ①サイズ ②デザインのオプション ③取扱店による違い の3つの観点で、良い面とイマイチな点の両面を書いていきたい。

サイズ面について

何と言っても魅力なのは、既成靴では到底対応できないサイズ範囲で、細かくフィッティング可能なこと。

筆者は「24.0 B」という特殊な足の持ち主。
細身の靴をサイズを落とした上で「フィッティングのための後加工」が必要なことが多い。

そんな足の持ち主からすれば、この価格帯でこれだけフィット感の高い靴を入手できる謹製誂靴は、唯一無二のサービスだと言える。

一方で悪く言えば、その幅広いサイズレンジ・調整幅ゆえ、初回から最適な仕様を見つけ出すのは難しいという課題も感じた。

前述した通り、サイズの選定は足の測定だけでなく、「ゲージ靴」と呼ばれる専用靴を履いて行う。

このゲージ靴、「該当サイズで作ったサンプル靴」ではなく、「中底の変形が起きないように作成された、特製の靴」。実際に納品される靴とは、底付けの仕様が異なる。
中底の変形は「履く人それぞれ」で、様々な人に試し履きをされると「沈み込み」が起きすぎる懸念があるから、正しい考え方だとは思う。

だけど、「納品された現物の靴」とは、微妙に異なるんだよねえ…。
筆者の場合、ゲージ靴では起きなかった「小指が当たる」現象が起きてストレッチャーで微修正が必要になった。
次回のオーダー時には、小指部の「のせ甲」は必須かな。

ゲージ靴の問題ではなくて、他の要因(個体毎の製造誤差とか)なのかもしれない。
いずれにしても最初から「本気の仕様」ではオーダーせず、初回はコスパも考えた「お試し仕様」にするのはアリな考え方だと感じた。

デザイン・オプション

そんなわけで初回は「有料オプション箇所を絞り込んだ仕様」で仕立てた、筆者の「純」。

そうは言っても前述した通り、無償範囲だけでも選べる仕様が充実しており、かなり楽しめる。
さらに有償オプションをドンドン入れていけば、(価格は上がるけど)高級ブランド靴顔負けの1足を造ることが可能なのも請け合い。

ただ、デザイン面でもメニューが幅広いがゆえ、初回から自分に適したオプションを選びきるのも難しい、という課題があるとも感じた。

筆者の場合、イメージと現物の違いを感じたのは「外周コバの張り出し」

コバの張り出しが大きめな今回の仕上がりは、米国靴っぽい佇まい(左は私物のアレン・エドモンズの "Strand" )

想定していたよりもコバの張り出しが大きな仕上げとなって、ちょっとイメージとは違った。
米国の靴っぽいイメージ。

英国靴など欧州系の靴は、コバの張り出しが抑えめなのが一般的(左は私物のアルフレッド・サージェント "Cecil" )

筆者の想定としては、のような欧州靴調の、もう少し「シュッとした」仕上がりを想定していたのだ。

これには理由があって、前述の通り「ゲージ靴」は最終製品とは底付けの仕様が違い、コバの見た目も異なっていたために気が付かなかった
筆者が依頼した店舗にはサンプル靴も置いてあったけど、サンプル靴の木型が太めだったためにコバの張り出しが目立たず、やはり気が付かなかったのだ…。

ところが色々と調べると、どうやら「コバの張り出しを抑えめにする」という無償オプションまで存在するようだ。

知りませんがなそんなの…

初回ということもあり気が付かなかったけど、欧州靴っぽい仕上がりを目指すなら「コバの張り出し」オプションは必須だと言えそうだ。

取扱店により、扱える仕様が異なる(らしい)

それと注意なのは、取扱店とオーダー仕様との関係
謹製誂靴は宮城興業の社員さんに接客してもらって発注することは基本的になく、取扱店からオーダーする形になる。

で、どうやら取扱店によってオーダー可能な仕様には差異があるらしいのだ。

筆者の場合、「24.0-B」というWeb非掲載のサイズを発注したわけだけど、店舗の方曰く「店舗により異なるが、当店はできる」とのことだった。
それ以外でも、扱っている甲革も取扱店により異なる場合があるらしい。
もしかすると、デザイン・オプションも店舗によって「できる・できない」があるのかも…。

一見すると理不尽にも思えるけど、これにはちゃんと理由があると考えている。

宮城興業のWebページから見ると、取扱店は大きく分けて下記の2種類に大別できる。

① 特殊なサイズ・足に悩みがある人に向けた「シューフィッター系」の店舗
② 服だけでなく、靴にもコダワリがある人に向けた「注文服系」の店舗

①の方はフィッティングに対して要望があり、②はデザイン面での要望が大きいのだろう。
そして両方の顧客の要求に応えるのが、製作側の宮城興業ということになる。

(★図はイメージ)

別の言い方をすれば、謹製誂靴のオーダー仕様は全体で見ると、個々の取扱店側で接客できる範囲を超えてしまう場合もある、という見方もできる。
接客側の専門性を超えた仕様については「取り扱っていない」ということになるのだろう。

ゴチャゴチャと書いたけど、要するに「どうしてもこの仕様を入れたい」というポイントがあるマニアな方は、事前に店舗に確認してから足を運ぶのがオススメ。

また製品・サービスとして見ると、「宮城興業〜顧客」の中間に取扱店が存在するというよりは「顧客・取扱店・宮城興業の3者で造る靴」になっているのが、謹製誂靴の特徴とも言えるだろう。

有償オプションの方が断然良かった、甲革の質感

あと最後に所感としては、甲革の質感は有償オプションの方が断然良い

標準グレードのスムースレザーは「国産のキップ」が用いられている。

「キップ」とは、生後6ヶ月以上の牛を原皮にした牛革のこと。
仔牛の革で、かつ海外原産の原皮が多い「カーフ」とは少し異なるわけだ。

このキップレザーだけど、高級靴によく見られる「カーフ」の繊維の細かさ・仕上げのナチュラル感と比較すると数段落ちるという印象。

ツヤ感や均一感は十分あるけど、なめし段階での着色・艶出しが多くなされ、やや厚化粧な印象。
その結果のツヤ感・色味なので「履いて・磨いて、育てる」のに向いた革ではない

ただしオプションとして、アノネイ社のフレンチカーフが有償(確か15,000円+税)で用意されている。
アノネイ社は革靴向けカーフでは世界トップのタンナー(皮革製造業者)の1つ。
革質については、アノネイ・カーフを選んでおけば安心だ。

筆者も次回オーダーする際には、甲革は有償オプション品を選びたいと考えている!

まとめ:「初回から完璧」は難しく、奥が深いのもオーダーの醍醐味!

今回は宮城興業謹製誂靴を仕立てた経緯と、オーダー品の感想についてレビューしてみた。

ポイントのおさらい

(良くも悪くも)広範なカスタマイズ内容
サイズへの対応
デザイン面のオプション
取扱店により、扱う仕様が異なる(らしい)
有償オプションの方が断然良い甲革の質感

別記事 にて書いたホワイツのパターン・オーダーもそうだけど、既製品とは異なり「最適な自分仕様」に一発で辿り着くのが難しく、試行錯誤するのもオーダーの醍醐味。

個人的な反省点

サイズ感:小指部には「のせ甲」を追加
デザイン:「コバの張り出し小さめ」を選ぶ
素材:甲革は有償のフレンチカーフを選ぶ

筆者の今回の反省ポイントはで、次回に活かしたいと考えている。

「反省点」として何が浮かび上がるかは、個人の好み・足の悩みにもよるだろう。
だけど「約4万円という金額で、高度なオーダー仕様の悩みを味わえる」こと自体が、言ってみれば奇跡のようなサービス

足に悩みのある方・既成靴に満足できない方・果てはプレゼントまで、多くな方にオススメしたいのが宮城興業のカスタムオーダーシステムなのだ…!

【ふるさと納税】宮城興業のオーダーメイド靴 お仕立券45 1枚 790


テキスト・画像クリックで、外部サイトへ ( rakuten.co.jp)

 

【ふるさと納税】宮城興業のオーダーメイド靴 お仕立券30 1枚 522


テキスト・画像クリックで、外部サイトへ ( rakuten.co.jp)

 

【ふるさと納税】宮城興業のオーダーメイド靴 お仕立券15 1枚 791


テキスト・画像クリックで、外部サイトへ ( rakuten.co.jp)

 

◆謹製誂靴を【ふるさと納税】で仕立てる◆
 
謹製誂靴は、宮城興業がある山形県南陽市の「ふるさと納税返礼品」になっている。
上記リンクのように「寄附金額の3割」の金額で、返礼のお仕立券が入手できる。
是非活用したい!
 
注意点としては、
●(一般論だけど)「ふるさと納税」は形式上、「自治体への寄付」。
 税額から控除できる金額は「年収等の条件」で決まっている。
 事前に限度額をチェック するようにしたい。
オーダーは「取扱店で行う」のが基本。
 訪れる予定の取扱店で「仕立券を使えるか」を事前に確認しておくのが無難。
 
★自分用だけでなく男性へのプレゼントにもオススメ
 オーダーする楽しみもあるし、「面倒なプレゼント品の検討」を、本人に丸投げできるのも魅力だ

 

 

(★オマケ)コーディネート例、購入品のデータ

コーディネート例

「純」(ホールカット)、サイズ24.0Bを着用(身長162cm、体重50kg)

コーディネート詳細
カットソー:オーシバルのボーダーシャツ( レビューページ へ)
シャツ:鎌倉シャツ
デニム:ウエス
靴:宮城興業(本品)
鞄:ル・ボナーのパパスショルダー( レビューページ へ)
時計:ロレックスのエアキング( レビューページ へ)

「純」(ホールカット)、サイズ24.0Bを着用(身長162cm、体重50kg)

コーディネート詳細
ジャケット:ユニクロの感動ジャケット( レビューページ へ)
シャツ:ユニクロ
ネクタイ:ユニクロ
デニム:ユニクロ
靴:宮城興業の謹製誂靴(本品)

購入品のデータ

メーカー  宮城興業
ブランド  謹製誂靴
スタイル名 「純」(ホールカット)
素材    (甲材)牛革(国産キップ)
      (底材)牛革
製法    グッドイヤーウエルト
木型    ES
     ワイン
サイズ   24.0E
製造国   日本
価格    ¥41,000 + 税
購入年月  2017年春

 

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