こんにちは、物欲紳士です。
この記事では、私がここ数年、メインのチノパンとして穿いているお気に入り、バナナ・リパブリックのラピッド・ムーブメント・チノ(メイソン・フィット)を取り上げたい。
モダンかつ、スリムすぎないパンツが欲しい方
機能性に優れたパンツを穿きたい方
ユニクロよりも上質なパンツが欲しい方
ブランド(バナナ・リパブリック)と、今回のチノパンについて
バナナ・リパブリックについて
バナナ・リパブリック(Banana Republic)は、米国の大手アパレルメーカー、ギャップ(Gap)傘下のブランド。1978年、カリフォルニアで創業。
基本的にはギャップと同様にカジュアル・ウェアを扱いつつ、ギャップよりも高級・大人向けなブランドとして展開されているのが特徴だ。
今回紹介するチノパンについて
バナナ・リパブリックのチノパンは、同ブランドのメンズラインを代表する定番商品の一つ。
近年、定番ラインはラピッド・ムーブメント・チノ(Rapid Movement Chino)という名前の機能性アイテムとして展開されている。
上記のチノパンの中でもいくつかの型があるけど、今回紹介するメイソン・フィット(Mason Fit)は2017〜18年くらいに発売された、最新のパターン。
裾はテーパードしつつ、腰回り〜ヒザにかけては適度にゆとりがあるのが特徴。
細身すぎない中庸感があるパターンで、長く愛用できるパターンだと感じる。
以下では、このチノパンの良い点とイマイチな点について書いていきたい。
メイソン・チノの魅力と、イマイチな点
筆者が感じているこのチノパンの魅力とイマイチな点は、下記の通り。
中庸感のあるパターン
5ポケットの実用性
多彩な機能性
生地の感触が、やや硬い点
以下で、それぞれの項目について見ていきたい。
メイソン・チノの魅力
中庸感のあるパターン
このチノパンのパターンは、昔のチノパンと比較すると断然スリムで、デザインは簡素でモダン。
フィット感が高くて穿きづらくなるところを、ストレッチ性で補っている、現代のパンツだ。
しかし、5年ほど前に流行したスリムパンツ・スキニーパンツと比較すると、腰回りにゆとりがある型になっている。
昨今はオーバーサイズが流行なので、そこからすると「流行遅れ」の感はあるかもしれない。
けれどもオーバーサイズも一時の流行と捉えると、流行の真ん中あたりを行く中庸性を感じる。
移ろいゆく流行に捉われすぎたくないオジサンにとっては、ありがたい品だ。
5ポケットの実用性
近年は5ポケットのスラックスというのはなかなか少ないのだけれど、バナリパの定番チノは5ポケット仕様を維持している。(※アウトレット商品等は除く)
この点もありがたいポイント。
何故5ポケットのパンツが少なくなったのか?だけど、小さなポケット(コインポケット)は喫煙者がライターを入れるためのものという面が強い。
禁煙化が進んだ結果、コインポケットが省略されたズボンが増えたのではないかと思う。
でも、ミニポケットは左右のフロントポケットと異なり、姿勢によって(例えば着座時に)中身が出てきてしまうことが基本的にない。
また容量が少ないため、モノを入れてもズボンが型崩れすることがなく、使い慣れると便利だ。
筆者も最近はライターは入れなくなったけど、ペン入れとして活用している。
多彩な機能性
このパンツには名前(ラピッド・ムーブメント:快速)の由来になっているストレッチ性だけでなく、撥水性や防汚性など、多彩な機能が付加されているのが特長。
特に撥水性と防汚性についてはナメるべからずで、筆者自身も何度も救われている。
ありがちな話ではあるけど、食事の際に派手に調味料(ケチャップや醤油)をぶちかましたことがあるが、すぐに対処すればかなり拭き取れ、当日に洗濯すれば跡がほとんど残らなかった。
洋服としてのメインの性能ではないにしても、実用的な機能が充実しているのは好印象だ。
イマイチな点
生地の感触が、やや硬い
実は筆者は、高機能な「ラピッド・ムーブメント・チノ」が発売される前から、バナリパのチノパンを愛用していた。
当時の定番チノは確か綿100%で、他のブランドと比較しても柔らかく、やや起毛感のある生地感が特徴だった。
現在のモデルは耐久性・機能性を付加するためか混紡素材となっており、従来の生地よりハリがあり、起毛感の少ない生地となった。
他ブランドとの差異性という観点では、逆に少なくなった気もする。
以前の品は肌触りが柔らかい反面、繰り返しの着用で生地が伸びて型崩れしやすかったので、洋服としては正常進化だとは思う。
まとめ
今回は筆者の近年の愛用チノパン、バナナ・リパブリックのラピッド・ムーブメント・チノ(メイソン・フィット)をレビューした。
中庸感のあるパターン
5ポケットの実用性
多彩な機能性
生地の感触が、やや硬い
モダンなシルエットのパンツの中では、「太すぎず細すぎず」で穿きやすく、長年愛用できる1本。
機能性の高さも普段使いには便利で、大人のカジュアル〜ビジネスカジュアルまでオススメできるパンツだと言えそうだ
★おまけ コーディネートの例
コーディネート詳細
・コート:バブアーのソルウェイ・ジッパー( レビューページ へ)
・ニット:ル・トリコチュール
・シャツ:ギットマン・ブラザーズ
・ボトムス:バナナ・リパブリック(本品)
・靴:トリッカーズ
・バッグ:グレンロイヤル
コーディネート詳細
・ニット:ル・トリコチュール
・シャツ:スウィープ!!
・ボトムス:バナナ・リパブリック(本品)
・靴:ジャラン・スリウァヤ
・鞄:ワイルドスワンズ
・腕時計:チューダーのRef. 75090( レビューページ へ)
コーディネート詳細
・ジャケット:バブアーのビデイル( レビューページ へ)
・ニット:インバーアラン
・シャツ:インディビジュアライズド・シャツ
・ボトムス:バナナ・リパブリック(本品)
・靴:レッドウイング
・鞄:ヘルツ
コーディネート詳細
・ポロシャツ:バナナ・リパブリック
・ボトムス:バナナ・リパブリック(本品)
・靴:G.H.バスのウィージャンズ( レビューページ へ)
・鞄:ポーター
・腕時計:セイコーのSBEP003( レビューページ へ)
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