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【紳士靴】コールハーンのローファー、ピンチ・ペニー【愛せる名品】

2021年8月25日

こんにちは、物欲紳士です

「カジュアル靴の定番」として数々の名品がある、ローファー・スタイルの靴。
今回は、筆者愛用の米国の名品を紹介したい。

この記事で紹介するのは、コール・ハーン (Cole Haan)ピンチ・ペニー

ピンチ・ペニーをオススメする方

長く履ける、定番のローファーが欲しい
ベーシックなローファーよりもちょっと上質な製品が欲しい方
定番アイテムをお得に購入したい

まずはブランド(コール・ハーン)と、このローファーのアウトラインをチェックしたい!

ブランド(コール・ハーン)と、ピンチ・ペニーについて

コール・ハーン (Cole Haan) について

コール・ハーン (Cole Haan) は、米国・シカゴにて創業の革製品ブランド。

紳士靴のブランドとして、1928年に創業。
現在はレディースシューズやバッグ、ウェアも含めた幅広い製品を展開している。

創業期のコール・ハーンは「丁寧な仕事」を特徴とする、職人気質な製靴メーカーだった。
現在ではナイキ傘下に入り、独自路線のシリーズも多く展開している。

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「伝統的な革靴」と「ハイテクシューズ」という、2つのバックグラウンドを融合させた製品作りが、現在のコール・ハーンの特徴だと言えるだろう。

ピンチ・ペニー (Pinch Penny) について

ピンチ・ペニー (Pinch Penny) は、そんなコール・ハーンの定番と言えるローファー・シューズ。

黒、サイズUS6.5Dを着用

ブランドの原点を思い起こさせる、クラシカルな顔立ちが特徴だ。

往年のコール・ハーンの美点でもある手造りの味わいも感じられる、ピンチ・ペニー。
以下では実際に愛用しての魅力と、イマイチな点について解説していきたい!

コール・ハーンのピンチ・ペニー:魅力とイマイチな点

筆者のピンチ・ペニーは、2013年の夏に購入。
記事執筆時点で、はや8年が経過している。

このローファーを愛用して感じる魅力とイマイチな点は、下記の通り。

ピンチ・ペニーの魅力

トラッド&ベーシックな、安定のデザイン
職人の技を感じる、手縫いモカの美しさ
トラッドさ満点のレザーソールは、返りも良好
定番だけど割引で購入可能なコスパ感

ピンチ・ペニーのイマイチな点

夏場に履きたいけど、雨には注意を

上記それぞれについて、以下で述べていきたい!

ピンチ・ペニーの魅力

トラッド&ベーシックな、安定のデザイン

ピンチ・ペニーのデザインは、「ローファー発祥の国」とも言える米国の製品の中でも「ド真ん中」を行く、王道のデザイン

まず全体的な形状としては、履き口が広くてノーズが短め

また、丸みを帯びた爪先も、米国系ローファーの文法に則ったデザインだと言える。

サドル(甲部の補強革)には "ビーフロール" と呼ばれる飾りはなく、シンプルな印象。
米国ローファーの中では「大人っぽさ」が感じられる仕様だと言えそうだ。

現在、日本では主にDワイズが展開されている。
スリッポンの性質上フィッティングには厳しく、タイト目に履くのが原則。

必然的に、紐靴やスニーカーと比較すると足元のボリュームが控えめになる。
ファッション的な観点で言うと、「控えめなボリューム感」が他の靴に対する特徴だと思う。



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G.H.バスを愛用していたことで有名なマイケル・ジャクソンなどが好例だけど、「『控えめなボリューム』をいかにお洒落に昇華させるか」というのも、このスタイルの靴の面白さ。

そういう意味では、トラッド以外の着こなしでも挑戦心を掻き立てられる(?)のが面白い。

「職人の技」を感じる、手縫いモカの美しさ

ちょっと脱線したので、アイテムの話に戻ろう

ローファーの「顔」とも言える、モカの合わせは手縫い
この仕上げもなかなかに美しい。

手縫いモカの場合、下側の革にシワが入る。
革の手縫いはミシン縫いとは縫製構造が異なり、各ステッチにテンションをかけるため。
外観面だけでなくステッチの強度も高く、耐久性の面でも優れた製造法だと言える。

トラッドさ満点のレザーソールは、返りも良好

ピンチ・ペニーのローファーは、トラッド感に溢れたレザーソール

底付けはベーシックなマッケイ式で、いわゆるモカシン製法になる。
軽快さのある構造と相まって、馴染むとソールの返りが良いのは「革底の利点」だと言える。

定番だけど割引で購入可能な、コスパの良さ

米国靴の中でも、ベーシックなG.H.バスやセバゴなどと比較すると「一段上級なブランド」と見られることもあるコール・ハーン。

「ヘリテイジ・モデル」とも言えるのがピンチ・ペニーだけに、お値段もちょっと気になる…。
だけど、近年はインターネットやアウトレットで割引価格で購入できるのも、嬉しいポイント。

底の減りにさえ気をつければ、長年愛用することが可能。
実際に筆者はそこそこの着用頻度で丸8年愛用しているし、価格以上の買い物なのは間違いない

ピンチ・ペニーのイマイチな点

夏場に履きたいけど、雨には注意しよう!

この靴に限らず革底の靴全般に言える内容だけど、長持ちさせたいなら雨には注意しよう。
アッパー(甲革)はそれなりに耐水性があるけど、雨が染み込むのはソールの急激な摩耗に繋がる。

必然的に出番が多くなる夏場も、最近は豪雨が多くて油断ならない…。
ちょっと雨に降られる程度なら問題はないけど、「雨が1日中続く」ような日には、素直にゴム底の靴を履くのが基本だ。

まとめ:「トラッド好き」でない方にも、履いてほしい1足

今回は筆者の愛用靴の中から、米国ブランドコール・ハーン (Cole Haan) の名品、ピンチ・ペニー (Pinch Penny) を紹介した。

ポイントのおさらい

トラッド&ベーシックな、安定のデザイン
職人の技を感じる、手縫いモカの美しさ
トラッドさ満点のレザーソールは、返りも良好
定番だけど割引で購入可能なコスパ感
夏場に履きたいけど、雨には注意を

物欲紳士の★辛口レビュー★

総合評価 ★★★★☆
 
デザイン ★★★★☆
 単品での「お洒落感」はないけど、そこが愛嬌のデザイン
機能性  ★★★☆☆
 昔ながらの「革靴」の機能性を楽しみたい
着用感  ★★★★☆
 フィット性重視のDワイズ。足型が太い方は要注意
価格   ★★★★☆
 定番だけど割引で購入可能なのが◎
耐久性  ★★★★☆
 10年程度は履ける。雨には注意したい
その他  ★★★★☆
 みんなに履いてほしい、ブランドアイコンと言える1足

ブルックス・ブラザーズやラルフ・ローレンなどの「アメトラのお店」に置いてありそうなドンズバな米国スタイルの、ローファーの名品と言える1足。

見た目はよく言えば「愛嬌がある」けど、「単品で格好いい」とは言い難い。
だけど本文でも述べた通り、履きこなせたときの「お洒落感」が半端ないのが、このスタイルの靴の魔力。

筆者なかなか「その領域」には到達できないけど、「トラッド好き」の方だけでなく今風のカジュアルな服装を好む方にも、ぜひトライしてほしい1足なのだ

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(★おまけ)コーディネート例、購入品の製品データ

コーディネート例

◆コーディネート詳細
ポロシャツ:ジョン・スメドレー( レビューページ へ)
ショーツ:ユニクロ
腕時計:ルミノックス( レビューページ へ)
靴:コール・ハーン(本品)
鞄:ビームス・ライツ( レビューページ へ)

◆コーディネート詳細
ポロシャツ:ユニクロ+J( レビューページ へ)
デニム:ユニクロ( レビューページ へ)
靴:コール・ハーン(本品)
腕時計:ロレックスのエアキング( レビューページ へ)

◆コーディネート詳細
ジャケット:ユニクロの感動ジャケット( レビューページ へ)
ニット:ユニクロ
ボトムス:ユニクロの感動パンツ( レビューページ へ)
靴:コール・ハーン(本品)
鞄:ポーター

◆コーディネート詳細
ポロシャツ:ユニクロのドライカノコポロ( レビューページ へ)
スラックス:GUのテーパードトラウザーSW( レビューページ へ)
鞄:ビームス・ライツ( レビューページ へ)
靴:コール・ハーン(本品)
腕時計:ロレックスのエアキング( レビューページ へ)

購入品の製品データ

ブランド  コール・ハーン (Cole Haan)
製品名   ピンチ・ペニー (Pinch Penny)
スタイル  ローファー
製法    モカシン式
材質    (甲革)ガラスレザー
      (底) 牛革
     黒
サイズ   US6.5D
価格    22,000円
購入年月  2013年夏

 

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