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【素朴さが魅力】ヤーモの定番アウター、ドンキーコート【8年愛用】

2021年2月8日

こんにちは、物欲紳士です

今回は筆者の普段の着回しの中で、何だかんだで着用頻度が高い一着、ヤーモ(Yarmo)ドンキーコートについてレビューしたい。

ヤーモ(Yarmo)とは?

ヤーモのブランドロゴ(タグ)

ヤーモ(Yarmo)は、1898年創業の英国のワークウェアのブランド。
昔ながらの日常着の風合いを残した、素朴さのある洋服やアウターウェアに定評がある。

日本で紹介されているヨーロッパ製の洋服って、高級だったりファッショナブルな方向性のモノが多い。
そんな中、ヤーモのように伝統に裏付けされながらファッショナブルすぎず、かつ良心的な価格設定のブランドは稀少。

日用品として永く使える素朴な良品を生産しているブランドだ。

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ヤーモのドンキーコート、その魅力と不満点は?

ドンキーコートとは?

ドンキーコート (Donkey Coat) は、そんなヤーモの定番アウターウェア。

ヤーモのドンキーコート(外観)

「ドンキー」と聞くと「ドンキーコング」とか、「びっくりドンキー」なんかが思い浮かぶ方もおられるだろうけど、英単語としては「ロバ」の意味。

ロバ

いくつかの説があるようだけど、何故「ロバ」なのかという理由は「特徴的な襟型が「ロバの耳」に似ているから」という説が有力らしい。

確かにそんな風に見えなくもない。

ヤーモのドンキーコート(襟部)
ヤーモのドンキーコート(襟型)

全体の形としては、名称は「コート」ではあるが丈は短く、昨今の呼び方としては「ブルゾン」と呼ぶ方が適切なスタイル
インナーにニットかスウェットなどを合わせ、日常着としてさらりと羽織るのに向いている服だ。

以下では、筆者がそんなドンキーコートを8年間愛用してきた上で魅力だと感じた点と、不満点について書いていきたい。

ドンキーコートの魅力

筆者が感じているヤーモのドンキーコートの魅力、それは下記の4点だ。

ドンキーコートの魅力

独特なデザインの襟型の、愛嬌と実用性
メルトンウールの表地と、裏地のキルティングによる防寒性
「お洒落すぎない」ことで、日常着としての着回しが楽
価格がお手頃

それぞれの項目について、詳細を以下で述べたい。

独特なデザインの襟型の愛嬌と実用性

着用した状態。襟型が特徴的。

独特な形の大きく立った襟と、それらをボタンで留める構造。
このデザインはレディースの洋服なんかでも取り入れられそうな、ある種の愛嬌がある。
このデザインは「大人の男性」的には賛否両論があるかもしれないけど、個人的には好き。

この襟型はデザイン的な特徴だけでなく、実用性もある。

まず1点めとしては(下に記載する項目とカブるけれど)多少の寒さであれば、マフラー要らずで対応できる防風性・防寒性があるという点。

そして2点めはファッション的な観点になるけど、首元にボリュームが出ることで小顔効果を期待できるという点だ。要はパーカーのフードとか、ネックアクセサリーの効果と同じ要領。

このブルゾンの出自はあくまで実用的なワークウェアなので、恐らくこの独特な襟型の意味は防風性・防寒性で、ファッション的な話(デザインや小顔効果)は副次効果なのだろう。

そういう質実剛健さを感じさせてくれる部分も、この服の魅力ではある。

メルトンウールの表地と、裏地のキルティングによる防寒性

世の中には、このドンキーコートのような「昔ながらのブルゾン」というのがいくつかあるけれども、そういう類いの製品の中では、ドンキーコートの防寒性は高い

ヤーモのドンキーコート(襟部と裏地)
裏地はキルティング仕様になっていて、防寒性に優れる

その秘密は別記事で取り上げたショットのPコート と少し似ていて、表地のメルトンウールに加えて裏地がキルティング仕様になっていることで、まず保温性が高い。
加えて上の項目で触れた「独特な形の襟型(ドンキーカラー)」や、「袖口のリブ」による防風性の高さもポイント。

「昔ながらの洋服の素材・製法」の中では、「表地:メルトンウール+裏地:キルティング」というのは、防寒性とコスパの面では最強の組み合わせなのかもしれない。

「お洒落すぎない」ことで、日常着としての着回しが楽

バブアー(Barbour)を始めとする、その他の日常着にも共通して言えること。
このブルゾンは「洋服屋さんに並んでいる状態で、凄く格好いい服」ではない

逆にそこが良いところで、「様々なコーディネートに合わせられる、懐の深さ」がある。

ヤーモのドンキーコート(着用画像)
実際に着用。チノパンとビーン・ブーツと合わせる

カラーバリエーションや細部のディテールを見ても、どこかが目立つとか尖りすぎているというポイントはなく、全体的に抑制的。
何の変哲もないと言ってしまえばそれまでだけど、結果的に「何か1枚羽織りたいけれど、コーディネートを考えるのが面倒」という時に、手を伸ばしやすい

流行に影響されるデザインでもないから、永く手元に置いておいて損はない1着だ。

価格が比較的お手頃

最後になるけど、ヤーモのドンキーコートの価格は、2020年時点で大体3万円台

これを安いと見るか高いと見るかは価値観次第ではあるけど、防寒性がある素材で、なおかつ英国製であることを考えると良心的(だと、個人的には思う)。

私が購入した2010年代前半では2万円台後半で買えたし、(英国製のままなら)今後はさらに値上がりする可能性もありそう
定番品なのでこの先も入手は可能だと思うけど、早めに購入検討するのが良いのかも。

ドンキーコートの不満点

次に、ドンキーコートを長年愛用して、不満に感じる点にも触れたい。
基本的には上に書いた魅力の裏返しというか、少し不足しているかなと感じてしまう点。

以下の2点になる。

ドンキーコートの不満点

インナーのフード(パーカーなど)や、マフラーとの相性が良くない
(首都圏で)真冬に着るには防寒性が足りない

インナーのフードや巻物との相性が良くない

これは「ドンキーカラー」の襟型に付随する問題。
高さのある襟型だけに、首元にボリュームのあるパーカーなどのインナーや、ニットマフラーなどのネックアイテムとの相性が良くない
相互が干渉することになり取り回しが悪いというか、例えばフードだと「中に入れるにしても外に出すにしても、着心地が良くない」という状況になる。

ヤーモのドンキーコート(着用時、マフラーと)
パーカーなどの首元にボリュームのあるインナーとの組み合わせは、避けた方が無難。
マフラーを巻く場合は薄手のものを選び、襟の中に納めるように着ると、バランスが良くなる

「着回しが楽」とは書いたものの、上記のようなアイテムとの組み合わせには、注意が必要。

パーカーとの組み合わせは避けた方が無難だし、マフラーを使う場合は薄手のものを、襟の中に入れるように着用するのが良い。

ヤーモのドンキーコート(バックスタイル)

(蛇足だけど)バックスタイルはシンプル

(首都圏で)真冬に着るには防寒性が足りない

防寒性については「メルトンウール+キルティング」の組み合わせで、確かに高い。
だけど同様な特徴のあるショットのPコートなどと比較すると、ウールの生地は薄手。

首都圏の冬、正確に言うと5℃以下になる朝晩などに着用するには、率直に言って防寒性が足りない

逆に言うと冬場でも、10℃以上あって日差しもあるような昼間であれば対応は可能。

冬場に関しては、1日中外出するような状況には向いていなくて、「休日の昼間などに、(マフラーなしで)ちょっと羽織って外出する」というような状況には向いている。

ヤーモのドンキーコート:まとめ

以上、本記事ではヤーモドンキーコートについてレビューした。

ヤーモのドンキーコート(外観)

魅力的な点

独特なデザインの襟型の愛嬌と実用性
メルトンウールの表地と、裏地のキルティングによる防寒性
「お洒落すぎない」ことで、日常着としての着回しが楽
価格がお手頃
首元にボリュームのあるインナーやネックアイテムとの相性が良くない
首都圏の真冬で着るには、防寒性が足りない

パーカーとの組み合わせに注意が必要な点を除けば、コーディネートを考えすぎる必要がない点は便利。
防寒性の面からも「ちょっとそこまで出掛ける」という状況にオススメで、使い勝手の良い1着。

流行り廃りがなく、永年愛用することも期待できる。
ご興味ある方は、是非ワードローブに加えることをオススメしたい

最近のモデルは、筆者私物のようなレザーボタン仕様から、通常ボタンの仕様になっているよう。
 これはこれでモダンな感じがして、良いかもと思った。
 

(おまけ)コーディネート例、私物の参考データ

コーディネート例

ヤーモのドンキーコート(着用画像)

サイズ38を着用(身長162cm、体重50kg)

コーディネート詳細
コート:ヤーモのドンキーコート(本品)
シャツ:ブルックス・ブラザーズ
ボトムス:バーガス・プラス
靴:L.L.ビーン
鞄:ル・ボナー(レビューページ へ)

私物の参考データ

ブランド ヤーモ (Yarmo)
製品名  ドンキーコート
素材   ウール、綿
    ネイビー
サイズ  38
価格   28,000円 (on Sale)
購入年月 2013年秋

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