こんにちは、物欲紳士です。
今回は、秋〜春季のカジュアルスタイルに活用できる定番アイテムについて書きたい。
この記事で紹介するのは、フィルソン (Filson) のマッキーノ・ウールベスト (Mackinaw wool vest) 。
マッキーノ・ウールベストの魅力(とイマイチな点)
マッキーノ・ウールベストのコーデ例
まずはブランド(フィルソン)と、マッキーノ・ウールベストの概要について見ていきたい!
ブランド(フィルソン)と、マッキーノ・ウールベストについて
フィルソン (Filson) について
フィルソン(Filson)は、米国の西海岸・ワシントン州で創業。
米国を代表するアウトドアウェア・バッグのブランドの1つ。
”Might as well have the best"(持つなら最上のものを)の言葉で知られる。
米国のアウトドア・狩猟等の「古き良き文化」を今に伝える、職人気質なブランドだ。
フィルソンの定番品については、下記でオリジナル・ブリーフケース (70256) を紹介している。
合わせてチェックしてほしい!
フィルソンのウェア、マッキーノ・ウールベストについて
米国のアウトドア・ブランドのフィルソンだけど、ウェアの中ではアウターウェアが最も定番のアイテム。
特にフィルソンの1910年代のアイテムを参考にしつつ、米軍が制式採用したミリタリーコート (M-1938) は、通称「マッキーノ・コート」とも呼ばれる。
現行製品で最も有名なのは、のマッキーノ・クルーザー。
フィルソンが「マッキーノ・ウール」と呼ぶ、米国原産の厚手 (24oz) のウール生地を使用。
「防寒着としての機能性」と「多数のポケットが付属する利便性」、そして「街着としての着易さ」を兼ね備えた1着だと言えそうだ。
そして今回記事に書くのが、「マッキーノ・クルーザーのインナー用アイテム」でもあるマッキーノ・ウールベスト。
フィルソン社お得意の上質な厚手ウールを、素材として使用。
アウトドア用ベストとして、アウターの必要がない季節にも長く着用できる1着となっている。
マッキーノ・ウールベスト:良い点とイマイチな点
筆者のフィルソン製ベストだけど、ネイビーを3年ほど前に購入。
筆者はアウトドア・ベストを色々と所有していて、着用頻度が非常に高いわけではないけど、シーズン時には月に数回程度着用している。
3年ほど着用した上で感じた、マッキーノ・ウールベストの良い点とイマイチな点は以下。
シンプルで虚飾のないデザイン
現代的にも使えるポケットの収納力
サイズ・カラバリが豊富
定番カラーの「ちゃんちゃんこ」化
以下で、それぞれについて見ていきたい…!
シンプルで虚飾のないデザイン
マッキーノ・ウールベストは、アウトドアベストの中でもデザインの虚飾のなさが魅力。
当ブログでも、別記事で のベストを紹介したけど、アメカジ系のベストって「実用的で雰囲気のある製品」が多い。
雰囲気があるのは良いけど、コーデ的に「さらりと着こなす」のが難しい面があるのも事実。
マッキーノ・ウールベストは、ワークウェアっぽさも漂う実用に徹したシンプルさが特長。
「単品で雰囲気がある」のとはちょっと違うけど、他アイテムとの合わせやすい汎用性があるのは魅力。
現代のライフスタイルにも実用的な、ポケットの収納力
特に「防寒着を用いず、本品をアウターとして着る場合」の話。
豊富なポケットの収納力は実用的で、何かと便利。
左胸ポケットには、ペンが3本入る。
「ペンが3本も」はちょっと過剰ではあるけど、
右胸のポケットには、スマホを入れられる。
両脇のポケット(ハンドウォーマーなのかな?)にも、細々したモノを収納できる。
…まあ「カメラマン用のベスト」みたいな収納力はもちろんないけど、ちょっとした外出程度なら手ぶらで済ませられるのは、利便性が高い。
サイズ・カラバリが豊富
米国モノにしては珍しく(?)、小さめも揃うサイズの豊富さも魅力。
身長164cmの筆者が購入したサイズは最小のXSサイズだけど、ほぼジャストサイズかなと感じる。
(胴長にもよるけど)身長160cm程度から対応可能そうで、男性なら多くの方が着こなせそうだ。
さらにカラバリが豊富な点も魅力で、ベーシックな無地からチェックまでが揃う。
コーデのしやすさを考えると、複数色欲しくなってしまう…!
定番カラー(赤)は、「ちゃんちゃんこ」化するので注意…!
カラバリについてだけど、先述したアウターのマッキーノ・クルーザーと同色の展開。
「ド定番」のマッキーノ・クルーザーと色を合わせ、インナーとして本品を使いたくなる。
…で、「マッキーノ・クルーザーの定番色」といえば、の赤チェック。
これに合わせて赤チェックのベストを買うのもいいけど、赤チェックを単品で着ると「赤のちゃんちゃんこ」にしか見えない。
「赤チェックのマッキーノ・ウールベスト」を、すでに愛用しておられる方もたくさんおられるはずなので揶揄するつもりはない。
だけどお仲間が服好きな方ならともかく、そうでない場合は「お前、還暦かよ!!」と言われることは必定。
イジられるのが嫌な方は避けておいた方が無難かな、とは感じる。
マッキーノ・ウールベストのコーデ例
こちらでは、マッキーノ・ウールベストのコーデ例を紹介したい。
パーカーと合わせた、カジュアルなスタイル。
若者っぽい着こなし(?)かと、筆者的には考えている…
コーディネート詳細
ベスト:フィルソン(本品)
パーカー:ドレステリアの吊裏毛パーカー( レビューページ へ)
ボトムス:バナナ・リパブリックのメイソン・チノ( レビューページ へ)
靴:パラブーツのコロー( レビューページ へ)
鞄:ル・ボナーのパパスショルダー( レビューページ へ)
腕時計:カシオのGW-M5610U-1JF( レビューページ へ)
白シャツ&ネクタイを使えば、実用的ながら品のあるスタイルにも対応する。
このため旅先などでも重宝する。
コーディネート詳細
ベスト:フィルソン(本品)
シャツ:鎌倉シャツのカジュアル134・BDシャツ( レビューページ へ)
ボトムス:バナナ・リパブリックのメイソン・チノ( レビューページ へ)
ネクタイ:鎌倉シャツ
靴:パラブーツのコロー( レビューページ へ)
まとめ:休日カジュアルにも、旅行にも。
今回はフィルソン (Filson) のお洒落で便利なインナーベスト、マッキーノ・ウールベストについてレビューした。
シンプルで虚飾のないデザイン
現代的にも使えるポケットの収納力
サイズ・カラバリが豊富
定番カラーは「ちゃんちゃんこ」化する
総合評価 ★★★★★ 3.8
デザイン ★★★★★ 4.0
「雰囲気」はないけど合わせやすいシンプルさと機能性
機能性 ★★★★★ 5.0
ポケットの収納力の高さは、単純に便利
使用感 ★★★★★ 4.0
コーデのしやすさと、定番の安心感
価格 ★★★★★ 2.0
老舗ブランドな点はあるけど、コスパはもう一つ
耐久性 ★★★★★ 4.0
ブランドへの信頼も込みだけど、まあ問題ないでしょう!
その他 特になし
カジュアルシーンでの実用的な1着として、ワークベストは便利でオススメ。
服に収納力を求めるのは服好きがすることではない気もするけど、便利なものは便利なので仕方がない。
旅行などのアクティブなシーンで使用するのも◎。
着回しによってはカジュアルにも、タイドアップすればレストランなどにも対応できる。
その上、細かいモノも入れられて何かと便利だからね。
本品のような、昔からあるベーシックな服って「オジサンが着る洋服」なのかもしれないけど、若い方にもぜひ着てみてほしいと思っている…!
(★おまけ)購入品の製品データ
ブランド フィルソン (Filson)
製品名 マッキーノ・ウールベスト (Mackinaw wool vest)
素材 ウール
色 ネイビー
サイズ XS
製造国 米国
価格 約20,000円
購入年月 2018年秋
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