こんにちは、物欲紳士です。
生活家電について、初めて書きたい。
今回は筆者が実家用に購入して「これで十分じゃん!」と感じたハンディークリーナーをレビューしたい。
本記事でレビューするのは、シャーク (Shark) のEVOPOWER W20(エヴォパワー)。

(左)国内ブランド類似製品、(右)シャークのEVOPOWER W20
…今回は「あまりオススメしない製品(類似品?)」として、自分用に購入した国内某ブランドの類似品と比較をしてみたい!
まずはブランド(シャーク)と、EVOPOWER W20の概要について見ていきたい!
ブランド(シャークニンジャ)と、製品概要について
ブランド(シャークニンジャ、シャーク)について

★写真はイメージ
シャークニンジャ (SharkNinja) は、米国の家電メーカー。
1995年に創業。
シャーク (Shark) は、シャークニンジャが展開する掃除機ブランド。
2022年現在、米国でNo.1の売上を誇る。
ここ日本には、2018年に上陸。
シャーク製品を象徴する製品が、充電式スティッククリーナー。
全体が棒状で一端が柄になっているスタイルは、何だか「刀っぽい」。
本体サイズもコンパクトで、「忍者」のメーカー名の由来なのかもしれない!
EVOPOWER W20について
EVOPOWER(エヴォパワー)は、シャークの看板商品でもあるスティッククリーナー。
EVOPOWER W20は、そんなシリーズ中でもスタンダードなモデル。2018年に発売。
家電量販店などで良く見かけるEVOPOWERシリーズだけど、製品数が多くて価格差も大きい。
ハンディモデルの構成・差異を筆者なりにまとめると、のような感じになる。
まず「W20系」「W30系」の2ラインがあり、それぞれの小変更版が「W25」「W35」。
その上に(原稿執筆時点での)最新・最上位モデルの「EX」が位置する。
違いは上表をご確認いただくとして、シリーズ中でも「本当にベーシックな1台」が、今回レビューするW20ということになる!
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シャークのEVOPOWER W20の良い点と、イマイチな点
今回レビューするEVOPOWER W20は、筆者が実家向けに購入。
ビックカメラ限定販売のホワイトモデルになる。
比較対象として、自宅で使用中の国内某ブランドの類似商品も見ていきたい。
(批判的になるので)あえて明示はしないけど、某ECサイトで結構人気の製品。

(★写真はイメージ)
結論から言うと、オリジナル(?)のシャーク製品の方が断然良いです…!
…というか類似商品の方に「本家」にはない不満点がたくさん出てきたので、若干しんどく感じてしまった…。
最初に本品(EVOPOWER W20)の良い点・イマイチな点をまとめると、以下のようになる。
インテリアに馴染むシンプルなデザイン
十分な吸引力と明瞭な操作性
単品状態で使いやすい先端形状
アタッチメントの種類が豊富
問題のないコスパの良さ
バッテリーの持続時間が短い
重量が若干重め
以下にて、それぞれについて説明していきたい!
インテリアに馴染む、シンプルなデザイン
「見える場所に置いておき、サッと使う」ことも想定されるのが、ハンディクリーナー。
シリーズ全体として、インテリアの中でも違和感のないデザインなのが良い。
EVOPOWERシリーズ共通の特徴なのが、本体と柄が一体化したスティック状のデザイン。
メーカー名の「ニンジャ」の由来ともなっていそうな「日本刀っぽさ」も感じられる。
カラバリ的にダークトーンが多いのも、EVOPOWERシリーズの特徴。
短めな全長と合わせて、「忍刀っぽさ」があるのが面白い。
一方で今回のレビュー品は「ビックカメラオリジナル」のモデル。
メタリックホワイトのカラーリングが爽やかで、よりインテリアに馴染む点がポイント。
あとデザイン的に収納・使用時にダストケースが見えない点も良い。
比較する国内ブランド品も含め、類似品には「ダストケースが前側から丸見えな製品」も多い。
店頭で見ると違和感がないけど、これって実際に使うと見苦しいのだ。

(★写真はイメージ)
以上まとめると、白基調のインテリアに最適なモダンなデザインが魅力だと言えそうだ。
十分な吸引力と、明瞭な操作性
EVOPOWERのW20だけど、機能性・操作性はシンプル。
吸引パワーは1段階のみで、電源スイッチでON / OFF切り替えを行う。それだけ。
吸引パワーは超強力ではないけど、床や机上に散らばったゴミをサッと取るのには十分。
操作性が明瞭なのも魅力だ。
例えば先述した類似機種の場合、2パワーの切り替えが可能。
だけど操作ボタンは1つのみとなる。
具体的に言うと、1ボタンで「OFF」→「通常パワー」→「ハイパワー」→「OFF」を切り替える形式になっている。
良くある「通常パワーで使用後に電源を切る」場合には、電源ボタンを2回押す必要がある。
「オフにしたい時に、逆に一瞬だけハイパワーになる」わけで、細かいけど使い勝手として気分が良くない。
さらにSharkの高品位モデル (EVOPOWER EX) の場合、「通常」に加えて「ハイパワー」「エコ」の3パワーの切り替えが可能。
…だけどその分ボタン数が多くてゴチャゴチャしている。

(★写真はイメージ)
確かに絨毯に絡まったゴミを取る時など、もう少しパワーが欲しい場面があるのも事実。
そんな時は付属アタッチメントを併用することにして、本体の操作性をシンプルにした設計思想には共感できる。
ゴミ捨て時も、本体前面のレバーをスライドさせるだけ。
極めてシンプルだし、見た目も良い。
単品状態で、扱いやすい先端形状
後述のアタッチメントを装着しない状態で先端形状が扱いやすいのも、本機の魅力。
本体のみで、細かな部分の掃除に好適な先細形状になっている。

先端形状の比較。(上)比較モデル、(下)本機。
他社類似モデルの場合、ノズルの面積は近いのだけど横から見るとちょっと太め。
Sharkの上位機種を見ても、(マジメに比較すると)本体の先端が太くなっているのが分かる。
他社製品はともかく、上位機種までもが先端形状が「改悪(?)」されている理由は不明…。
単なる想像だけど「機能向上のために本体体積を増やす必要があるが、表記上のサイズは拡大したくない」という「スペック重視の設計(?)」なのかもしれない。
サイズ表記上は不利だけれど、扱いやすい先端形状になっているEVOPOWER W20の設計には、好感を覚える!
アタッチメントの種類も豊富
標準で付属するアタッチメントが豊富なのも良い。

(左)小型ノズル、(中)絨毯用、(右)布団用
細かなお掃除に最適な小型ノズルと、大小のブラシ付きノズル(絨毯用と布団用)が付属する。
類似製品は皆似た仕様だけど、うち2つは本体の充電器に取り付け可能な設計となっている。
思うにこの手の製品って、「取れづらいゴミ(絨毯に絡みついたゴミなど)」にはアタッチメントを使うのが正攻法なのだろう。
本体機能はシンプルだけどアタッチメントを取り出しやすい場所に配置するという設計思想は、使用者目線に合ったものだと感じた。
問題のないコスパの良さ
本機の価格について。
シャーク製品の中でも発売年次が古め(2018年)な影響もあるのか、(2022年夏時点で)実売価格は1万円チョイで十分お買い得。
率直に言って、単にスペックだけを比較すると国内ブランド類似品の方がコスパ感は勝る。
…だけど、「シンプルさ」「佇まいの良さ」も含めると、やっぱり本機 (EVOPOWER W20) の方が、個人的にはオススメ。
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バッテリーの持続時間が短い
ただしシャークのEVOPOWER W20にもいくつか難点がある。

(★写真はイメージ)
最大の難点は、バッテリーの持続時間が「約12分」と短い点だ。
…まあメインの掃除機があれば「12分」でも結構十分。
筆者的には「3分くらい」でも問題ないけど、「1人暮らし用に使う」とか「大型車の内装をガチで掃除する」とか、この手の掃除機にバッテリーの持ちを求める方もおられるかも。
シャーク製品で言うと、別機種の「W30/W35」には予備バッテリーが付属する。
バッテリーの持ちが気になる方は、別機種を検討されるのも良いかもしれない!
本体重量が、若干重め

類似製品(上)の方が、若干コンパクトで軽量
他社製品との比較論ではあるけど、本体重量は600g強と若干重め。
例えば比較機種の国内ブランド品の場合は500gと軽く、本体サイズもややコンパクト。
ただし、筆者の私感では使用感の差はあまりない。比較すると気がつく程度。
そもそもがペットボトル程度の重さだし、握りやすい形状でもある。
ほぼ全ての方にとって「大きすぎて扱いづらい!」とはならないサイズではあるはずだ。
まとめ:シンプルが1番!
今回は、筆者が実家向けに購入して「自分用に買わずに後悔した製品」という視点で、シャーク (Shark) のEVOPOWER W20(ビックカメラ限定モデル)をレビューした。
インテリアに馴染むシンプルなデザイン
十分な吸引力と明瞭な操作性
単品状態で使いやすい先端形状
アクセサリーの種類が豊富
問題のないコスパの良さ
バッテリーの持続時間が短い
重量が若干重め
近年量販店の売り場に溢れる「刀っぽいハンディクリーナー」の、おそらく元祖と呼べる製品。
類似品や後継品が「スペック重視」に流れる中、「原点とも呼べるシンプルさ」が魅力の1台だと感じた。
メインの掃除機があっても、ハンディクリーナーが1台あるとやっぱり便利。
色々な製品があって迷ってしまう方には、筆者は迷わずに本機を推す!
Shark EVOPOWER 充電式ハンディクリーナー W20
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