リコーのGRIIIx(鏡筒部、拡大)

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【モノブログ向き】リコーのGR IIIxを選ぶ、5つの理由【2/2】

こんにちは、物欲紳士です

リコーのGRIIIx(外観)

今回は前編 に引き続き、リコー (Ricoh)GR IIIxのレビューの後編。
この記事では、実際に3ヶ月使用してみてのイマイチに感じる点について見ていきたい!

ではでは、早速行ってみたい!

リコーのGR IIIx:イマイチに感じる点も…

前編記事 ではGR IIIxの魅力について挙げてきたけど、尖ったカメラゆえにクセがあるポイントもある。
以下に挙げていきたい!

リコー GR IIIx:イマイチな点

暗所での高感度性能
正確なフレーミングには向かない固定モニター
鏡筒前部にフィルター(ガラス体)が欲しい

以下にて、それぞれについて見ていきたい!

 

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暗所での高感度性能

従来機と比較すると「かなり改善した」と評判の、GR IIIシリーズの暗所での撮影性能
だけど他社の最先端デバイス(最大手メーカー製のカメラやスマホカメラなど)と比較してしまうと、依然としていま一歩という印象だった。

例えば、の腕時計を撮った写真。

撮影したのは室内の自然光。「電灯を付けるか迷う程度の明るさ」という感じ。
撮影時の感度は、ISO800。

文字盤面をよーく見ると、グレートーンにザラザラしたノイズが残っているのが見て取れる。

強力なソフト処理が可能なスマホや大手メーカー製カメラの場合、こうしたノイズの残り方は(今回のような条件下では)まず見られない。

「ソフト処理に頼らない点」が、GRシリーズの良さ。
一方で「オーガニックさの副作用」が高感度ノイズ、だというわけだ。

(★写真はイメージ)

本機の魅力として挙げた「光学的な素性の良さ」や「ヌケの良さ」は、ある意味で諸刃の剣でもある。
撮影時の光線状態が良くないと後編集も含め、かえって面倒なことになる点は注意。

まだ筆者自身も使いこなし方を習得中だけど、ポテンシャルを秘めつつも「押すだけでキレイ」ではない点も、本機を使う面白さではありそうだ。

正確なフレーミングには向かない、固定モニター

それと「ないモノねだり」にはなるけれど、「固定モニターのみ」な点も現代のカメラとしては相当割り切った仕様。

リコーのGR1sとGRIIIx

(左)フィルムカメラのGR1s、(右)GRIIIx

フィルム時代のGR1は、(当然だけど)光学ファインダーを内蔵。
デジタル化以降、「光学ファインダーは別売」という現在のスタイルになった。

モニターが可動式でない点はさておき、筆者が最も「割り切る必要性」を感じるのは「覗き式のビューファインダーがない」点。

ソニーのRX100M3(ファインダー)

(余談だけど)筆者愛用のRX100M3は、収納式のビューファインダーを搭載

一眼レフをはじめ、本格撮影用のカメラは覗き式のファインダーを搭載する機種が多い。
構図の精度が欲しい場面では、ファインダーを覗くことで正確なフレーミングが可能。

リコーのGRIIIx(フレーミング)

GRシリーズの場合はその構造上、背面のモニターを用いたフレーミングのみとなる。
筆者はカメラの状態を把握するために機能表示を出して使用するけど、これだと正確なフレーミングが難しい。

のような形だとカメラの状態表示や周辺の景色に目が行き、外枠に集中できないのだ。

カメラの使い方によっては結構面倒な話だけど、まあ筆者的には大した問題でもない

(★写真はイメージ)

前述した通り、筆者のブログ向け用途だと「本機は40mm相当だけど、本当は50〜60mmで撮りたい」シーンも多い。
フレーミングは割と適当に撮り、編集段階で都度トリミングするものだと割り切っている。

ブログ用途ではそれほどガチになりすぎず、いい意味で適当に撮るのが精神衛生上も良いと感じている!

鏡筒前部にフィルター(ガラス体)が欲しい

最後に、光学系に関してマニアックな(?)指摘をしておきたい。

リコーのGRIIIx(レンズ部拡大)

メーカー側が「独自の光学技術」と称する、GR IIIシリーズの搭載レンズ。
最も独自性が高いポイントは「沈胴レンズに見えて、沈胴レンズ的な光学構造とはやや異なる」という点に思える。

ソニーのRX100M3(レンズ)

(外観は似ているが)RX100シリーズのようなズームレンズは、本機とは構造が異なる

ここで言う「沈胴レンズ的な」構造とは、「一眼レフ用とか、コンパクトデジカメ用のズームレンズ」のような構造。
光学系を構成する複数枚のレンズは、複数の部品に分離している。
動作時には「カラクリのような機構」で、分かれて動く。

レンズ構造の比較図(沈胴レンズとGRレンズ)

にまとめたけど、現行のGRレンズは沈胴レンズのような構造ではない

光学レンズを保持する部品(鏡筒)は1部品のみ。
鏡筒が直進状に繰り出してフォーカス調整をする、というシンプルな構造をしている。

言ってみれば、スマホ用のレンズを大型化したような構造となっているのだ。

(★写真はイメージ)

現在のスマホ向けカメラレンズの組立精度は、非常に高い。
現代のGRレンズの構造は、スマホカメラの先端技術を取り入れた構造だと思われる。

この構造のメリットは、① 高画質化 ② 構造のシンプル化(耐久性UP) ③ 動作の高速化(サクサク)の3点。

設計としては合理的だけど、筆者的には気になる点もある。
それが、イメージセンサーへのゴミの付着

GRレンズと沈胴レンズ(イメージャーへのゴミ付着)

概念図をに示す。
現代のデジカメの最大の弱点と言えば、イメージセンサーへのゴミ付着の問題。

前述した「沈胴レンズ構造」の場合、各レンズを保持する複雑なメカ構造自体が、イメージセンサーへゴミが付着しようとする際の障壁になる。
例えれば複数のバリアにより、イメージセンサーが守られているイメージ。

一方のGRレンズの場合、光学レンズを保持する部品は1つのみ
レンズを保持する鏡筒をすり抜けた場合、比較的容易にセンサー上にゴミが付着する構造だと思われるのだ。

リコーのGRIIIx(レンズ部、スイッチONとOFF)

(左)スイッチOFF時、(右)スイッチON時

さらにレンズバリアを内蔵しているけど、スイッチON時は鏡筒部品が丸見えになる。
筆者自身がレンズ内部を分解確認したわけではないので想像を含むけれど、ゴミに対してはかなり脆弱な構造に思える。

少なくとも心理的に、一抹の不安が残るわけだ。

(★写真はイメージ)

思い返せば筆者も学生時代、フィルムカメラのGR1sを砂浜に持参しまくり、その度にメーカー修理(鏡筒クリーニング)行きになっていた…。
「ゴミ対策」が甘めなのは、GRシリーズの伝統なのかも(?)しれない。


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対策としては、のような別売の貼り付け式フィルターの装着がオススメ。

リコーのGRIIIx(前面フィルターを装着)

レンズ前部のレンズバリアが無意味に…

ただしコイツを装着すると、レンズ先端部にあるレンズバリアが全く無意味な状況になる。

リコーのGRIIIx(外観)

さらに保護用フィルターをキズ・手脂から保護するため、適当なキャップを装着する必要まで出てくる。

レンズバリアの存在を考えると珍妙すぎるけど、安心には代えられないため致し方ない。

GRレンズのゴミ付着、対策案

オマケ(?)として、筆者的に要望したいレンズ構造をに書いてみた。
ざっくり言うと、レンズバリアと前玉の間にゴミ避けフィルターを追加してほしい

ただ、市販されているような「平面状のフィルター」だと「いかにも安っぽい」という批判も出てきそう。
そんな批判に備え(?)、表裏が共に球面形状をしたフィルター(焦点距離が∞)にすれば「見た目はレンズっぽい」ので、見栄えは良くなる。

その分、多少はお金はかかりますけどね…。

 

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まとめ:「アバタもエクボ」な、尖った1台!

今回は筆者がブログ向けに購入した、リコー (Ricoh)GR IIIxのレビュー後編として、イマイチな点について書いてみた。

リコーのGR1sとGRIIIx

ポイントのおさらい

暗所での高感度性能
正確なフレーミングには向かない固定モニター
鏡筒前部にフィルター(ガラス体)が欲しい

当ブログでも、過去に色々と「開発陣のこだわり」を感じる「ニッチ商品」をレビューしてきた

フィルム時代から続くGRシリーズも、そんなニッチ商品の1つ。
率直に言ってスマホや最大手メーカーに比べると、開発費なんて1桁も2桁も少ないだろう。

客観的に見れば「難しい状況」ではあるけど、そんな中で「独自のブランド」を築いてきた。

(★写真はイメージ)

その秘密と言えそうなのが「開発陣のこだわり」と「ファンへのリスペクト」。
リコーのカメラ開発陣は、(他製品も含めて)「大手ではできない製品」を追求してきた。
そんな中でGRシリーズを愛用するファンとの関係も重視し、イベントを開催したりしてファンの声に耳を傾けてきたのだ。

リコーのGRIIIx(外観)

こうした「中小メーカー」ならではの路線には、共感できる部分も多いと感じる。

カメラ界の孤高のブランド・GRシリーズの動向に、今後も改めて注目していきたいと感じた

 

本記事で紹介

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記事内で紹介した、レンズ前端の保護のためのフィルター。貼り付け式。

 

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別売フィルターを、さらに指紋から保護するためのキャップ。被せ式。

 

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